あんしんは後継

こんにちは。RIZINです。

14年前。。。

それは2004年。

この年は自分の人生のターニングポイントとなる年だったと今でも思っている。

2004年8月　さいたまスーパーアリーナ

PRIDE　ヘビー級GP決勝戦

人生で初めて総合格闘技のイベントを見た

そこからハマってしまいました。海外に総合格闘技をわざわざ見にも行きました。

未だに一番の趣味です。生涯捧げる趣味

RIZINという自分ハンドルネームもPRIDEの後継団体のRIZINから勝手にもらって使ってます。笑

2004年は19歳になる年のこと。

高校を卒業した年でもある。

高校3年生の自分が選んだ進路は

保留

通っていた高校は普通の進学校

大学進学率は恐らく90%（浪人含む）

短大や専門学校への進学率は7〜8%

つまり高校卒業後進学しない人はほぼいない

別に特別頭の良い高校ではなかったけどまぁクラスでも並の成績なら大東亜帝国〜日東駒専に進学

ちょっと頭の良い子なら成蹊とか成城あたり

頭の良い子はMARCHを目指すレベル

そんな中自分が選んだ進路はフリーター

担任の先生には悪いけどね

理由は大学に行く意味が分からなかったから

いや、確かに早慶だったりMARCHは別

でも失礼ながらFランクや大東亜帝国レベルって意味あるのかなぁ？

高いお金払って入ったからその先どうなるの？

周りの子が受験するからとりあえず自分も

みたいな子が多いのが嫌だった

というか不思議だった。

なので反発も含めてあえて受験しなかった

丁度自分に合うバイト先のご縁もあったので

受験もなく迎えた18歳の高校3年生の正月

そう今回のテーマ2004年が始まった！！

お正月箱根駅伝を見ていた。

大学名が連呼されてる放送を見ていると

「なんか今どきはみんな大学に行く雰囲気だなぁ。俺は行かないけどね。」

親戚からは「RIZINは進学するの？」

近所の人にも「RIZINは大学行くの？」

年齢言うと「じゃ受験勉強大変だね！」

何故大学に行く前提で聞くんだろウザいなぁ

この頃本当に進路を聞かれるのがウザかった

今でもこの教訓からか他人とこういった話はする際は必ず

大学、専門学校、就職といったワードは使いません。

だって相手方に失礼だと思いますから。

まだ悩んでいるのかもしれないし、進学したいのに働かないといけないのかもしれない。

専門学校に行きたいのに親に反対されているのかもしれない。

みんな大卒前提で話す人にも抵抗があります。

「○○さんは大学どこだったの？」

「まだ23歳？若いね〜卒業したてだ！」

「大学なんて〜だったよね？（同意求める）」

「大学時代に戻りたいよね〜」

↑相手の学歴も知らずに発言する人嫌いです

話はそれましたが

2004年3月に卒業

フリーターとして4月から働いた

働いたと言っても火曜から土曜日までの5日間

でも時間にすると月100時間あるかないか

お給料は約9万円〜10万円

実家だし平気だった

時間は高校よりも増えたしお金も19歳にしては不満のない金額だった

まぁこれでいいかと思っていた。

でもそこのバイト先の人たちは基本的に大学生

なんとなく自分とは違っていた

バイト先の店長は凄く尊敬できる人だった

14年たった今でも自分の人生でも尊敬できる人のトップ3に入ってい�
�

いや

人生の恩人の3人に入ってる

当時の自分からすると考え方が本当に大人で、ルックスも格好良くて、話も上手いし、カリスマ性もあり凄い尊敬してた

そんな店長は地元の某大学を卒業後、同業大手に就職後、転職してそこにいた

店長は大学に行かないでフリーターでいる自分を心配したのか

「大学なんて行かなくてもいいよ！でも俺は社会人として、大人として、君に色々教えなきゃいけない責任がある。親御さんからお前を預かっているわけだしね」

と言われたことがある。嬉しかった。

そんな店長と数カ月過ごして本当に色んなことを教えてもらったし

見ているだけで勉強になった。

言葉での指導よりも見て学べた人だった。

こんな人中々いないと思う

ふと

「店長の通った大学なら勉強してみたいな」

と思ってしまった

別に店長からその大学を薦められたりはしなかったのに不思議な気分だった

ちょっと勉強してみようかなぁ。。。

2004年の夏店長に相談した

「俺、店長と同じ○○大を受験します」

店長は「おーそっかぁ。受験したくなって勉強出来るなんて一番いいじゃん。でもあんな大学でいいのか〜？どうせならもっといいとこ目指せばいいのに（笑）」

店長は照れながらも嬉しそうだった

店長との出会いが自分の人生における

1つ目のターニングポイントだと思う

結局バイトをしながら大学受験しました。

見事に店長の大学は落ちました（笑）

でもワンランク下の別の大学に受かった

ちなみに大学生になってもそこのバイトは卒業まで続けたので丸五年お世話なりました。

ちなみにそのバイト先で生涯のパートナーとなる女性と運命の出会いをしました

そして2004年のターニングポイント2つ目

というか大学受験をするきっかけの2つ目

それは

インターネット

高校卒業後時間が増えたのでインターネットをよくするようになった

2004年はまだネットがそこまで普及してなかったと記憶している

色んなことをネットで調べました

とにかく調べた

暇があればネットをしてた

遊びから政治、経済、芸能界、趣味、雑学etc

そして

高卒と大卒

フリーターと正社員

この2つの差にぶち当たった

自分は高卒フリーターというカテゴリ

大卒正社員との差を調べたら驚愕した

まぁある程度差があるのは知っていたけど

ここまで差があるんだと思わされた

特に有名漫画のコラージュで正社員とフリーターの差とかを面白く表現しているのとかお勧め

その差はここには書きませんがググればすぐ分かりますよね。本当に凄い差です。

はっきり言ってその差を目の当たりにした時

本当に怖かった

あっ、このままだとヤバいな

とかなりあせった

本を読む人なら知っているレベルなのかもしれませがRIZINは読書嫌いでしたから

漫画は大好きだけど

2004年のあの時

もし店長との出会い、そして

インターネットがない環境や時代だったら

大学進学はしていなかったろうなぁ

そしたらどんな2018年を迎えていたのだ
ろう

今自分は大学を卒業して正社員となり結婚してそしてマイホームを持っている

しかも理想の場所に土地を買えて注文住宅という非常に幸せな人生だ

まぁ世間的には完全にブラック企業だけど💀

それに少し背伸びして買ったわけだからローンも厳しいです。。。

仕事大変だけど辞められませんよね。。。

あの時あのままフリーターとして進んでいたら

今と全然違う人生になっていたと思う

逆にもっと面白い人生かもしれないし

もっとお金持ちになっていたかもしれない

ホワイト企業で働いてたかも（笑）　

でもね、個人的には悲惨な人生になってた可能性の方がやっぱり高いのかなと思う

別に大学進学、正社員になることが絶対でもないし、正しい訳ではない

でも今の日本で生きていくには一番安定した線路なのは間違いないと思う。

普通に大学受験して働いている人たちが大学いけよって言うよりも

自分の方が説得力があると思う

高卒フリーターを経験しているから

でもこれだけ言っておきながら面白いのは

今自分が働いている業界は高卒でも問題平気

学歴よりも別のものを重視される業界

結果論だけど大学に行っていなくてもご縁があれば入れたこの仕事に就いている

じゃあ2004年にフリーターから大学受験した意味はないのか

それはまた別の話だと思う

高校→大学→就職という一番多いルート

自分は

高校→フリーター→大学→就職→転職

という人より少し多い経験をしてこれた

今この経験が人と接する上で非常に役にたっていると感じている

人生が2度あるなら　

こんな険しい道は選ばないだろう

〜UVERworldの歌詞〜

もし人生がもう一度あっても高校3年生で大学受験はしないだろう

2004年春の店長との出会い

そして夏、PRIDE GP決勝戦観戦を求めて同じ道を歩いているだろう

それが険しい道に繋がってたと知っていても

だってその道じゃなければ

今の妻とも出会えなかったし

今の会社の社長とも出会わなかっただろうから

（新卒で採用はないし、ストレート進学なら絶対出会わなかった）

とても長文になりましたけれど

途中で赤く書いてある

人生の恩人3人をまとめると

バイト先の店長

人生のパートナーである妻

今働いている会社の社長

この3人です。

2004年はこの3人に出会うための一年だったんだと今改めて判りました。

そう

14年前の2004年というのは

人生のターニングポイントの年

アメブロがはじまった14年前、あなたは何をしてた？