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盛岡からすぐ行けて雄大な自然を堪能できましたリフレーッシュ

小岩井農場で「サニーショコラ」という名前のトウモロコシ、ナマで食べても甘くて美味しかったのでついつい買ってしまいました

このトウモロコシ、詳しく知ると世界の見え方が変わってくるの、知ってましたか🙊どこかで書いたようなお話になりますが、、

パンは小麦とベーキングパウダーを使用していますが、ベーキングパウダーにはコーンスターチ（トウモロコシ）が入っていますね🍞

お肉やチーズは牛から作られますが、牛さんはトウモロコシの飼料を食べて育ちますね🐮

ケチャップ、これにもコーンスターチが入っていますね🌽

さらにセットでよく頼むポテト、これを揚げる油はコーン油ですね🍟

ピクルス、これを漬けるのはトウモロコシの醸造酢ですね

さらにさらに、これらをハンバーガーショップに運ぶトラックのガソリンにはコーンオイル（バイオディーゼル）が混ぜられているのですね🚚

このようにアメリカの食卓には「トウモロコシ」がかかせないのです😁アメリカだけではありません世界的に「地球温暖化」に向かっているということになっていますが、ここにもかなり思惑が絡みます地球温暖化問題の煽りを受けてバイオディーゼルを世界的に推進するこのご時世ですが、先進国にバイオディーゼルのもととなるトウモロコシを育てる土地がありません先進国は発展途上国の土地を買い漁り、国から補助金を受けて儲かっていたりもします🙊その一方で、発展途上国は自分たちの食事を耕す農地がなくなり、ハイパーインフレと貧困問題に拍車がかかっています

アマゾンの森林伐採、社会の教科書に載っていましたが、伐採の背景にはトウモロコシがありました途上国の人が自分たちの食料を作るよりトウモロコシを作った方がいいお金になるからです木々が伐採された後はトウモロコシ畑になっています

さらに、トウモロコシ等からいかに効率よくエネルギーを作れるか、という問題は国家のエネルギー戦略にかかわりますつまるところ、エネルギーは国の防衛・戦闘能力に直結するので、外交政策・防衛戦略等にも大きな影響を及ぼします

近代における過去の戦争のほとんどはエネルギーによるもの、太平洋戦争もそうですね…と考えるとトウモロコシは戦争の行方をも左右するのですね地球温暖化を隠れ蓑に各国が国力とも言えるエネルギー開発にしのぎを削っている、�
�考えてしまうのも無理がありません

そんなトウモロコシを効率よく作るためには害虫被害が少なく天候に左右されない品種が必要ですそのためにトウモロコシの遺伝子組み換え食品が開発され、流通しているのです遺伝子組み換え食品は安全ということになっていますが、不安に思う人も多いはず健康面においても今後の研究が必要な部分であり、医学的にも注目が集まっていますもちろん、トウモロコシは農業政策にも影響を与えますね

というように、トウモロコシを巡って世界の環境問題、貧困問題、戦争、健康問題、国家戦略などが紐付いて起こっているのですね実は、繋がっているのです

これはウンチクでもなんでもなく、アメリカ公衆衛生大学院で習った「環境医学」の授業の一コマです

医学といっても幅が広いのですね視点が変わると見えかたが全く異なります「情報リテラシー」と言われるこのご時世、この問題を解決するキーワードは「perspective」ですよ

今は帰りの新幹線残念ながら全ての仕事の予定が合わず、来週また盛岡へ来ることとなりました

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