ディーゼルは民主主義を超えた!?
惜しい方が、またひとり宝塚から去ってしまう・・・。
今、ディーゼル関連株を買わないヤツは低能
こんばんは。
去る4月28日~5月3日までの6日間、僕はツーリングで四国を一周していました。
今回はそのレポートを書きます。
僕がツーリングで四国に行くのは今回が三度目になります。
一度目は2011年、二度目は2013年でした。
よって実に5年ぶりの再訪となります。
行先は既に訪れている所と新しく訪れる所が半々くらいのプランで組みました。
大まかに言うと、岡山県から瀬戸大橋で四国に入り、Cの字を描いて徳島県から本州へ脱出するようなルートです。
懐かしさと新しさを感じる四国の旅へ、いざ出発。
1日目
この日は移動がメインになります。
所用で大阪や岡山にあるレース関係のショップを巡りながら進んだのですが割愛。
岡山県倉敷市のホテルにバイクを置いたら、白壁の街・美観地区へ散策に出かけます。
ここは2年前の中国地方ツーリングでも訪れていますが、その時は雨だったので、晴れでの訪問は今回が初になります。
僅かな明かりに照らし出される白壁がいい雰囲気を醸しています。
晩御飯にラーメン。
美観地区内にある「升家」さんで頂きました。
スープは煮干しのきいた豚骨醤油で、煮干し大好きな僕は満足。
ホテルのすぐ近くにはJR倉敷駅。
入ってみると、駅構内の意匠にまで美観地区のエッセンスを取り入れています。
中国地方名物の黄色い電車。
この辺を走っている普通列車はみんなこんな感じの黄色です。
しばらく倉敷駅周辺を散策したら、ホテルに戻って就寝。
翌日からの四国入りに備えます。
2日目
まず訪れたのが、倉敷市の南端にある鷲羽山。
いくつもの展望台から瀬戸大橋が一望できます。
天気は快晴で、真っ白く長い瀬戸大橋が映えます。
「島一つ 土産に欲しい 鷲羽山」
四国と本州を結んでいる橋は三つあり、全て瀬戸内海の小島をいくつも跨ぐように引かれています。
ちなみに瀬戸大橋は今年で開業30周年を迎え、様々なイベントを開催中です。
鷲羽山を後にしたら、いよいよ瀬戸大橋に乗り四国を目指します。
その前に、中間にある与島PAで休憩。
ここ与島PAには展望台があり、瀬戸内海上から瀬戸大橋を眺めることができます。
地図で見ると短いようで、結構長い瀬戸大橋。
で、気になったのが「四国萌隊」なるこの特大の看板。
四国が何かに目覚めたようです。
この萌えっ娘たちにパワーを貰ったら、再度瀬戸大橋に乗り、香川県に到着。
朝食に讃岐うどん。
香川県は「うどん県」を自称しているだけに、県内には溢れんばかりのうどん屋がひしめき合っています。
大阪のたこ焼き同様、香川のうどんは安くておいしいです。
続いては金刀比羅宮。
恐らく四国で最も有名な神社で、「こんぴらさん」と言えば聞き覚えのある方もいるはず。
ここは本殿まで続く参道が非常に長く、実に1368段もの石段を登らなくてはなりません。
春とはいえ高い気温と相まって、息を切らしながら登ります。
しんどいので杖を使っている方もちらほら。
ようやく登頂し、本殿とご対面。
息を整えたらお参りをし、ついでにお守りを購入。
本殿から眺める琴平の街。
参拝が終わったら、元来た石段を下りて出発。
続いては観音寺市の豊稔池ダム。
1930年に完成した日本最古の石積み式ダムで、重要文化財に指定されています。
黒く冷たい佇まいは、シンプルながら荘厳です。
上から眺めるとこんな感じ。
最近のダムとは違った趣があります。
ちなみに事務所などはないのでダムカードは貰えません。
次は愛媛県に突入。
西条市に向かい、JR伊予西条駅に隣接された四国鉄道記念館へ。
館内には四国各地で活躍し、四国の鉄道文化を築いた車両が展示されています。
四国を走ったことがない0系新幹線も居ますが、その理由は・・・
このお方、「新幹線の父」と呼ばれる時の国鉄総裁、十河信二氏が西条市の名誉市民である為。
本館の横には彼の功績を讃えた十河信二記念館も設立されています。
ちなみに彼は西条市の出身ではありませんが、西条市の市長を歴任した経歴を持っています。
現在の日本の主要交通機関たる新幹線は、実は四国の人が作り上げたものでした。
そんな四国に未だに新幹線が開通していないのは、なんたる皮肉でしょうか。
北海道ですら新幹線開通したのに。
ここではGW企画として、ミニ列車やサイドカーの乗車体験も行われていました。
ミニ列車はサイズが小さいながらも精工に出来ており、僕も乗りたくなりました
(アラサー男一人で乗るのはキツイので乗りませんでしたが)
2日目もいよいよ大詰め。
松山市の松山城を目指します。
ここは松山城に続くリフト乗り場。
こんな感じで、一人掛けのリフトに乗って山を登っていきます。
そしてこれが松山城。
松山市街を見下ろすように、山の頂上に建っています。
いざ内部へ。
全国様々な城を攻めてきましたが、どこも大体このような急な階段があります。
足元を見て歩かないと躓くので注意。
内部に眠る甲冑や日本刀と言った文化財。
重厚に光る刀が美しい。
そして天守へ。
涼しい風に当たりながら、松山の街並みを一望。
帰り道の売店で買った伊予柑ソフトクリーム。
僕の地元(静岡県)もみかんの一大産地ですが、たまには他所に浮気してみます。
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これまた帰り道で遭遇した猫。
人に慣れているのか、近づいても逃げませんでした
エサはあげませんが。
この日最後の目的地は道後温泉。
「日本三古湯」の一つとして知られ、先述の松山城と並び松山を象徴する観光地です。
温泉とはいえ、券売り場の前には長蛇の列。
温泉に浸かったら、近隣の商店街を練り歩きます。
これは伊予柑100%ジュース。
酸味が強いものの、さっぱりしていて飲みやすかったです。
商店街の先にあった伊予鉄道の道後温泉駅。
なんと路面電車の駅なのにスターバックスが併設されています。
駅に停車中の路面電車。
伊予柑をイメージしたオレンジで塗られています。
道後温泉駅の脇に展示されていた坊ちゃん列車。
伊予鉄道のアイドル的な観光列車で、路面電車に混ざって毎日走っています。
ちなみにこの機関車は本物のSLではなくディーゼルエンジンで駆動します。
2日目はここまで。
道後温泉を後にしたら、JR松山駅近くのホテルに向かいます。
ホテルにバイクを停めたら松山駅周辺をふらふらします。
この松山駅、愛媛県の中心というのに駅舎が非常に慎ましく、しかもローカル線のごとく未だに手動改札。
晩飯は松山駅併設のカレー屋で食べ、その後は特にやることが無いので路面電車やバスを流し撮りして暇つぶし。
こうして松山の夜は更けていくのでした。
3日目
松山市から海沿いを南下し、伊予市のJR下灘駅へ。
ここは駅のすぐ背後が海であることから撮影の名所として名高く、実際にポスターや映画の舞台に何度も起用されています。
この日の天気は生憎の曇り。
晴れていれば背景の海が映えて綺麗に映るはずでした。
ちなみに、厳密にはすぐ後ろは海ではなく国道が通っています。
国道が写らないよう、少しかがんで撮るのがポイント。
撮ってるうちに列車が来ました。
この通り一両編成の可愛い気動車が往来しています。
この後一端松山市に戻り、今度は山奥へと舵を切ります。
しかし、天気が曇りであるため恐れていた事態が起こってしまいました。
はい、何も見えません。
ものすごい濃霧です。
走っていると10m先もろくに見えず、非常に怖かったです。
辿り着いたのが四国カルスト。
カルストというのは、写真のように岩がボコボコと生えた大地のことで、晴れていればこのような光景が周囲に広がっているはずでした。
しかし、結果はご覧の通り。
手前の写真が示すようなパノラマは、全て霧に遮られています。
そして、この濃霧を観ようと全国から集まったライダーの皆さん。
お疲れさまでしたー。
しかしこのまま帰るのも癪なので、売店でソフトクリームを買ってぺろり。
こういう高原のソフトクリームははずれがありません。
濃厚な味わいでした。
この後、山を下り四万十川を目指します。
天気は回復し、やっと晴れました。
途中で寄った、道の駅日吉夢産地。
このように、随分若々しい鬼が鎮座しています。
ここ愛媛県鬼北町は、全国で唯一地名に「鬼」が付く自治体との事で、こうなったようです。
そしてここ鬼北町は柚子の産地ということで、柚子シャーベットを頂戴します。
なんかアイスばっか食ってますね。
更に南下し、高知県に突入。
いよいよ四万十川が見えてきたところで、またまた道の駅で休憩。
道の駅よって西土佐です。
店内には軽トラック。
決してアクセルとブレーキを踏み間違えて突っ込んだわけではありません。
生産者の顔が見える農産品。
おいしそうな野菜が沢山売られていましたが、残念ながらバイクに積めないのでパス。
四万十川に沿って更に南下。
岩間沈下橋。
四万十川にはこのような沈下橋がいくつか掛かっています。
沈下橋とは増水時に水没してしまう橋の事ですが、実際には水没することは殆どありません。
沈下橋の上から四万十川を望みます。
聴こえてくる鳥の鳴き声や川のせせらぎが心地よいです。
続いては勝間沈下橋。
この近辺ではボートで川遊びをしているファミリーが多かったです。
また、川を屋形船が流れてきます。
これには後に乗ることになるので後述。
ちなみにこの沈下橋、ガードレールが無く細いものの、今でも生活道路として機能しており、時折地元の車が通行します。
もちろんバイクで渡ることもできます。
この後少し戻って、屋形船に乗って川をクルージングします。
ここは船乗り場。
屋形船内部。
畳敷きで天井は低いです。
いざ出航。
目の前に見えるのは先ほど紹介した勝間沈下橋です。
で、勝間沈下橋の下をくぐります。
ご覧の通り、沈下橋はコンクリート一枚で出来ており大した補強はされていません。
大型トラックが乗ったら崩落しそうですね。
沈下橋で折り返し、川を上っていきます。
ゆっくりとしたスピードで、そよ風を感じながらスローな時間が流れていきます。
思いのほか水深の浅い四万十川。
50分くらいのクルージングを終え、乗り場へ戻ります。
余談ですが、この日は川が少し濁っていたとの事。
タイミングが良ければ、もっと澄んだ四万十川が拝めるそうです。
再びバイクに乗りかえ、更に四万十川を南下。
最後の沈下橋は、佐田沈下橋。
四万十川の沈下橋で最大のものです。
橋の上から見る四万十川。
ずっと眺めていたいくらい心
のいい時間を感じられます。
佐田沈下橋のすぐ近くにあった、喫茶川。
そのままのネーミングですね。
生憎この日は休業でしたが・・・
周辺には野良猫がゴロゴロ。
こちらも逃げないので、撫でて幸せになってきました。
この後、翌日の足摺岬行きのため、四国最南端の自治体・土佐清水市のホテルを目指しました。
ここまでは濃霧はあったものの基本的に晴天でしたが、予報では後半は天気が崩れる見込みとの事。
先に立ち込める暗雲を心配しつつ、就寝。
中編へ続く。
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