ミジンコでもわかる温もり入門
私の心の中のお話です。
ご了承ください。
重い瞼を薄く開ける。
カーテンの隙間から細く朝日が差し込んでいる。
耳元に息を感じてゆっくりと視線を向けると、
少し微笑んだように頬を緩めて眠るユノがいた。
昨日の事は、夢じゃなかったのか。
身体をゆっくりと動かすと、全身に鈍い痛みが走る。
激しい情事の名残・・・
それでも今の僕には、その痛みさえも心地よく、
例えようのないほどの心の充足を感じていた。
夢じゃないことを確信したくて、
震える手でユノの頬に触れる。
伝わる温もりが、間違いのない現実を感じさせてくれた。
・・・・・「ユノ、、、」
微かに聞こえるユノの寝息さえ愛おしい。
ユノの寝顔は、少し幼く思えた。
風邪を引いて、僕に甘える高校生の頃のユノが思い出されたから。
あれから長い年月が過ぎた。
ユノはもう、立派な大人になった。
「チャンミン?」
スローモーションのようにゆっくりと瞼が開くと、
美しい漆黒の瞳が、僕を捉える。
この瞳は変らない。
出逢った時からずっと、美しく澄んだままだ。
・・・・・「おはよう、ユノ」
刹那、、、
僕の身体が一瞬浮いたように感じて、気がつけばユノの腕に包まれていた。
・・・・・「ユノ?」
「良かった、、、」
・・・・・「・・・・・」
「目が覚めたら、また独りかと、、、」
ユノの身体は、小さく震えていた。
僕と同じ。
そのことが、可笑しくて、、、
思わずふっと笑みを漏らすと、
ユノが不思議そうな顔をして、僕を見た。
・・・・・「僕達、可笑しいね」
「可笑しい?」
同じ思いを抱きながら、
苦しく寂しい時を生きてきたなんて・・・
今、ユノに触れながら思う事。
きっと、その時間は僕達にとって必要だった。
教師と生徒
男と男
愛していながらも、拭いきれなかった小さな戸惑い。
触れては離れ、離れてはまた触れる。
お互いがお互いを傷つけあった時もあった。
それでも僕たちの見えない糸は、切れることはなかった。
離れていた長い年月も、恋い焦がれ、空を見上げた。
・・・・・「結局、、、」
「・・・・・」
・・・・・「結局、僕達」
「うん、、、」
・・・・・「離れられなかったね、、、」
僕を抱くユノの腕にぎゅっと力が入る。
「チャンミン、、、」
・・・・・「・・・・・」
「俺を、許してくれる?」
・・・・・「・・・・・」
「チャンミン、俺、、、」
・・・・・「ユノ、、、」
「・・・・・」
・・・・・「もう、僕を離さないで、、、」
「チャンミン、、、」
・・・・・「僕ももう、ユノを離さない、、、何があっても、、、」
口にした途端、心がスーッと軽くなった気がした。
ユノは何も言わなかった。
言葉の代わりに、震えるユノの唇が、僕の頬に優しく触れた。
121へつづく
読者の皆さま、こんばんは。
お久しぶりの「情火。」です。
続けて更新できなくてごめんなさいm(__)m
今日は朝に日産DVDをフラゲ出来たので、
午後から堪能しました。
Dropを何回もリピートして(笑)
なかなか進まなかった(;・∀・)
そして、やっと進んだと思ったら、チャンミンの熱唱で泣きそうになってしまいました。
まだ半年しか経っていないのに、
凄く懐かしく感じたし、あの場に自分もいたんだなぁって、
とても感慨深く感じました。
皆さまもお早めに鑑賞してください♡
それでは、次回の更新までごきげんよう♪
いつもご訪問ありがとうございます。
こころ。
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私の心の中のお話です。
ご了承ください。
重い瞼を薄く開ける。
カーテンの隙間から細く朝日が差し込んでいる。
耳元に息を感じてゆっくりと視線を向けると、
少し微笑んだように頬を緩めて眠るユノがいた。
昨日の事は、夢じゃなかったのか。
身体をゆっくりと動かすと、全身に鈍い痛みが走る。
激しい情事の名残・・・
それでも今の僕には、その痛みさえも心地よく、
例えようのないほどの心の充足を感じていた。
夢じゃないことを確信したくて、
震える手でユノの頬に触れる。
伝わる温もりが、間違いのない現実を感じさせてくれた。
・・・・・「ユノ、、、」
微かに聞こえるユノの寝息さえ愛おしい。
ユノの寝顔は、少し幼く思えた。
風邪を引いて、僕に甘える高校生の頃のユノが思い出されたから。
あれから長い年月が過ぎた。
ユノはもう、立派な大人になった。
「チャンミン?」
スローモーションのようにゆっくりと瞼が開くと、
美しい漆黒の瞳が、僕を捉える。
この瞳は変らない。
出逢った時からずっと、美しく澄んだままだ。
・・・・・「おはよう、ユノ」
刹那、、、
僕の身体が一瞬浮いたように感じて、気がつけばユノの腕に包まれていた。
・・・・・「ユノ?」
「良かった、、、」
・・・・・「・・・・・」
「目が覚めたら、また独りかと、、、」
ユノの身体は、小さく震えていた。
僕と同じ。
そのことが、可笑しくて、、、
思わずふっと笑みを漏らすと、
ユノが不思議そうな顔をして、僕を見た。
・・・・・「僕達、可笑しいね」
「可笑しい?」
同じ思いを抱きながら、
苦しく寂しい時を生きてきたなんて・・・
今、ユノに触れながら思う事。
きっと、その時間は僕達にとって必要だった。
教師と生徒
男と男
愛していながらも、拭いきれなかった小さな戸惑い。
触れては離れ、離れてはまた触れる。
お互いがお互いを傷つけあった時もあった。
それでも僕たちの見えない糸は、切れることはなかった。
離れていた長い年月も、恋い焦がれ、空を見上げた。
・・・・・「結局、、、」
「・・・・・」
・・・・・「結局、僕達」
「うん、、、」
・・・・・「離れられなかったね、、、」
僕を抱くユノの腕にぎゅっと力が入る。
「チャンミン、、、」
・・・・・「・・・・・」
「俺を、許してくれる?」
・・・・・「・・・・・」
「チャンミン、俺、、、」
・・・・・「ユノ、、、」
「・・・・・」
・・・・・「もう、僕を離さないで、、、」
「チャンミン、、、」
・・・・・「僕ももう、ユノを離さない、、、何があっても、、、」
口にした途端、心がスーッと軽くなった気がした。
ユノは何も言わなかった。
言葉の代わりに、震えるユノの唇が、僕の頬に優しく触れた。
121へつづく
読者の皆さま、こんばんは。
お久しぶりの「情火。」です。
続けて更新できなくてごめんなさいm(__)m
今日は朝に日産DVDをフラゲ出来たので、
午後から堪能しました。
Dropを何回もリピートして(笑)
なかなか進まなかった(;・∀・)
そして、やっと進んだと思ったら、チャンミンの熱唱で泣きそうになってしまいました。
まだ半年しか経っていないのに、
凄く懐かしく感じたし、あの場に自分もいたんだなぁって、
とても感慨深く感じました。
皆さまもお早めに鑑賞してください♡
それでは、次回の更新までごきげんよう♪
いつもご訪問ありがとうございます。
こころ。
もしものときのための温もり5選
君は信じられないくらいステキだよ だからずっと見つめてしまう
君の温もりは最高だろうな おもいきり抱きしめたい
やっと本物の愛に出逢えたんだ
生きていることを神様に感謝したい
君は信じられないくらいステキで だからくぎ付けだよ
見つめすぎてごめん でも他は目に入らないんだ
君を見つめていると 何も手につかなくなるし
何も言えなくなってしまう
もし君が僕と同じ気持ちならば どうかその気持ちを言って欲しい
君は信じられないくらいステキで だからずっと見つめてしまう
大好きだよ 出来る事なら ずっと一緒にいたい
さみしい夜を暖め会うために 愛してる僕が本気な事を信じて
美しき人よ お願いだから僕をがっかりさせないで
美しき人よ やっと巡り会えたんだ ずっとそばにいて
そして君を愛したい もっと君を愛したい
*
この歌は 色んな人がカバーしていますね!!・・・
フォーシーンズンズのリードボーカル ジョンロイドヤング
甘いマスクと子供のような唄声!!・・・
なぜかくせになりそう!!・・・
それでは 聞いて下さいね!! ”君の瞳に恋してる”
そして ”シェリ-”・・・
ダンススクールヒガシ ホームページへ
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大切な想い』 #lyrical_nm7_