だん！だん！ガブ

ギルティギア　レベレーターの追加ストーリーまでで

ソルの物語は一段落したように思うので、

この辺で大雑把に初代からのストーリーを振り返ろうと思います。

 

なお、この記事の情報は2016年10月26日時点のものであり、

今後のシリーズ展開によっては覆る可能性があります。

盛大なネタバレを含みます。

 

 

 

【ギルティ・ギア】（初代）

　第二次聖騎士団員選抜の為の大会が開催されたかと思ったら、

　封印中のジャスティス復活を目論むテスタメントの罠でした。

 

　→　テスタメントは倒したけど、ジャスティスは復活。

　→　対テスタメント戦で元聖騎士団団長のクリフ死亡。

　→　最終的にソルがジャスティスを破壊。

　　　その時にカイがソルの額のギアの紋章を目撃（小説）。

　→　患者死亡により発狂中のファウスト先生が正気に戻る。

　→　ツェップのクーデター（ガブリエル）が成功。

　　　ポチョムキンが奴隷状態から解放される。

 

 

 

【ギルティギア　ゼクス】

【ギルティギア　ゼクス　プラス】

　某A国でギアが発見されたという情報のもと、

　賞金稼ぎ達がディズィーを求めて魔の森に集結しました。

　ディズィーはテスタメントと一緒に人目を避けて暮らしてたのに

　色んな人に押しかけられて迷惑したようです。

　最終的にディズィーはジェリーフィッシュ快賊団に身を寄せました。

 

　→　テスタメントは全員からフルボッコにされた上、

　　　守ってたディズィーに独り立ちされました。

　→　ソルがカイに対し「剣の腕では完敗だ」と発言。

　→　この時点でカイがディズィーを保護する描写がありますが、

　　　恋人関係というよりは保護司と被保護者の関係です。

　→　ディズィーがポチョムキンに保護される展開では

　　　絵のモデルになっていたりと幸せそうです。

　→　100年後のディズィーがジェリーフィッシュ快賊団の首領となり

　　　何かとの戦闘（聖騎士団との共闘）に

　　　ソルが救援に来る描写があります。

 

 

 

【ギルティギア　ゼクス　『白銀の迅雷』】

　カイにスポットを当てた公式小説。

　聖戦終結後の国際警察機構での活動。

　ソルやカイの執事（ベルナルド）、ファウスト、

　あの男やレイヴンも登場。

 

　陰謀により、万能薬と称してギア化する薬が開発される。

　服用すればどんな致命傷も病も治る為、特権階級は絶賛。

　しかしそんな薬、怪しすぎるとカイが捜査に。

　ヴィタエと名付けられた薬の真相を追って開発企業の

　支配する街を訪れたカイは、足の不自由な女性（マリーナ）に

　出会い、彼女の世話になりながら事件の核心に迫っていく。

 

　そこへソルも登場。カイの前で貴族相手にカツアゲするなど

　挑発行動を取るが、実は事件の核心に近かったのはソルでした。

　カイは余計なことをしまくり、ソルの邪魔をしたり、

　マリーナを怒らせたりしながら真相に迫り、

　最終的にソルとベルナルドとジョニーに助けられて事件解決。

 

　後にディズィーを娶る男とは思えない無神経な発言が多くて

　この話のカイはあまり好きになれないです。

　ていうかちょっとマリーナに惚れかけてますね、この話のカイ。

 

 

 

【ギルティギア　ゼクス　『胡蝶と疾風』】

　チップにスポットを当てた公式小説。

　大統領を目指し修行を続けるチップが

　旅の途中で出会った少女（エリカ）とのお話。

　ヴェノムとアサシン組織、ファウストと少しだけカイも登場。

 

　少女にして大統領のエリカと出会ったチップ。

　請われて政敵の多い彼女の護衛となるが、

　それはエリカの命を狙う政治家やアサシン組織との

　戦いを意味した。

 

　自らの命を危険に晒してまで政治活動を行うエリカの志に

　チップは師匠との日々を思い出す。

　エリカの為に「警察の犬」カイに土下座までするチップだが、

　政治介入できないと言われて憤慨する。

 

　最終的に、政治生命と引き換えに望みを叶えたエリカ。

　チップは彼女の行く末を見送り、修行の日々に戻る。

 

　ざっくりとした書き方ですが、良い話です。

　エリカの後任が、イグザードで登場したヴァーノン大統領です。

 

 

 

【ギルティギア　ゼクス　ドラマCD】

　ソル編、カイ編、ジョニー＆メイ編、

　ディズィー＆テスタメント編が存在。

　

　（ソル、カイ、メイ、ジョニー）

　旧世界の情報ディスクを巡るお話。

　ソルとアクセルがゲイ扱いされたり、カイがチップに論破されたり、

　カイ含む国際警察機構の人達がメイにボコられたりしてます。

　これだけ書くとカイの扱い酷いな…。

 

　見せ場は、カイを庇って警察機構に撃たれたソルを

　カイが心配するシーンと、

　ディスク一枚を破壊するのにライド・ザ・ライトニングを使うカイ。

　…本当にカイの扱い酷すぎない？

　あ、かけっこではチップに勝ってました。

 

 

　（ディズィー、テスタメント）

　ディズィーとテスタメントの出会い的なお話。

　仲良くなった盲目の少女を守る為に

　変身して戦ったディズィーですが、

　少女の住む村人たちから追われ、

　守った少女本人からも悪魔扱いさ
れ、

　逃げるようにその場を去ります。

　ディズィーの様子を見ていたテスタメントが、

　人から迫害される彼女を守ると誓って終了。

 

　一応、少女の怪我を治療したファウストの言葉で

　少女だけは改心しますが、

　最初はディズィーとテスタメントに友好的だった村の神父が

　彼女に翼があるというだけで迫害側に回るのが胸糞。

　ちなみに神父の管理していた墓地には

　テスタメントの養父であるクリフの墓があるらしいです。　

　

 

 

【ギルティギア　イグゼクス】ザ・ミッドナイト・カーニバル

　紅い楽師イノが登場。ソルやアクセルとの因縁を匂わせつつ、

　謎めいた発言や武力介入で登場人物を混乱させる。

　執拗にディズィーを狙うイノの背後には、ソルの仇敵である

　あの男の存在があった。

 

　→　何かと助けてくれるソルに対し、

　　　ディズィーが「お父さん…？」と疑問を持ちます。

　→　誰の手も借りようとしないソルに、

　　　カイが「何故なんだ」と問いかけ。協力したいと申し出ます。

　　　上に対し、ソルは「テメエの正義は平和を踏み躙れるのか」と

　　　答えています。

　→　話の展開によっては、カイがディズィーを自宅に招いて

　　　音楽を聴かせたりしてます。

 

※　ゼクス～イグゼクスまでは公式でも一部黒歴史扱いな模様。

 

 

 

【ギルティギア　エクストラ】

　ティールと瑞葉というオリジナルキャラに焦点を当てた漫画。

　カイ、ソル、クリフ、ベルナルド、梅喧、アクセル、闇慈、

　ポチョムキン、ガブリエルが登場。

 

　聖戦終結後にコロニーに放置されてた

　元聖騎士団員の人外少年が瑞葉というジャパニーズの少女と

　終戦管理局を巡るトラブルに巻き込まれます。

　相変わらずカイが凄く邪魔です。

　ソルを苛めたり梅喧さん怒らせたり、呪われてるの？

 

　最後はティールが大技ぶっぱして敵に勝利。

　瑞葉と二人で自らのルーツを探る旅に出ます。

　カイがまとめてたけど…いなくても事件は解決したと思います。

 

 

 

【ギルティギア　イグゼクス　ドラマCD　『紅い戦い』】

　聖戦中にカイが死ぬというトンデモ展開。

　トラブルはだいたいイノの所為。

　カイの代わりにソルが聖騎士団の団長になりますが、

　人類はジャスティスの跡を継いだディズィーに敗れます。

　ファウスト先生は発狂したままイノにやられます。

　ジョニーもディズィーに殺された模様。

　最後を見る限り、ある意味、あの男とイノの出会い話なのかも。

 

　珍しくカイがまともな扱いなのに、後編は本当に死んでて、

　実は生きてた系じゃなくて無理やり生還させるよう

　歴史を変えましたってのが…。

　普通に考えると、カイみたいな戦い方してたら

　真っ先に死にそうなので、納得もできてしまいます。

 

 

 

【ギルティギア　イグゼクス　ドラマCD　『手紙』】

　ジェリーフィッシュ快賊団で暮らすディズィーが

　休日に魔の森に住むテスタメントを訪ねるというお話。

　変装したディズィーに、

　カイもテスタメントもメイも気づかずスルー。

　ジョニーがテスタメントを気に掛ける描写が好きです。

 

 

 

【ギルティギア　イグゼクス　ドラマCD　

　『ナイト・オブ・ザ・リビングドール』】

　霊媒体質のザッパが雨宿りに洋館を訪ねたら、

　実はロボカイの居る屋敷で、主にザッパに憑りついてる

　霊たちの所為で、ロボカイが酷い目に遭う話。

 

　うえだゆうじさんの絶叫が面白いです。

　ロボカイの声はカイ役の草尾毅さんがアテてます。

 

 

 

【ギルティギア　イグゼクス　ドラマCD　『ナイト・オブ・ナイブズ』】

　聖戦後のアサシン組織（ザトー健在時）の活動のお話。

　ある任務で、罪なき赤子を手にかけるのを拒んだミリア。

　任務と己の感情に惑うのを敵に付け込まれる。

　ミリアが捕まったという偽情報の為に

　ザトーはアサシンですら恥とする汚れ仕事を引き受け、

　そうとも知らず無事に帰還したミリアをヴェノムは罵倒する。

 

　一方、アサシン組織の創設者であるスレイヤーは

　初期とは方向性の違ってきた組織の動向をザトーに問い、

　ザトーはそれに彼なりの流儀で応える。

 

　卑怯な手を使う敵に打ち克ったミリア達だが、

　ミリア、ザトー、ヴェノムが手を取り合ったのは

　この僅かな期間だけだった。

 

　なお、ミリアに助命された赤子（2歳にして一国の君主）は

　ジョニーに引き取られた模様。

 

 

 

【ギルティギア　イグゼクス　ドラマCD　『スレイヤー問わず語り』】

　人間観察が趣味のスレイヤーが、邸を訪れた客相手に

　語る形式のお話。

　ロボカイ編、アクセル編、アバ編が存在。

 

 

（ロボカイ編）

　機械なのに人間臭い一面を持つロボカイは

　旅の途中でコピー（後継機、ロボカイⅡと思われる）に遭遇。

　最初はロボカイを捕獲しようとしたコピーだが、

　ロボカイとの戦闘ではあっさり敗北。

　あくまでも自己満足の為の旅を続けるロボカイについてくる。

 

　ようやく目的地（みかん畑）
に辿り着いたロボカイだが、

　そこにキレ気味のカイが現れ、問答無用で攻撃される。

　カイの攻撃からロボカイを庇ってコピーが破損。

　ロボカイの努力も空しく、機能停止する。

　労わり合うロボカイ達を前に呆然とするカイと、

　観察に徹するスレイヤー。

 

　相変わらずカイがキャラ崩壊してて酷い。

　しかし話自体は面白いです。

 

 

（アクセル編）

　行きつけの酒場を久しぶりに訪れたスレイヤーは

　そこでアクセルと名乗る奇妙な青年に遭遇する。

　タイムトラベルしてきたという彼の話を最初は信じなかった

　スレイヤーだが、様々な出来事で信頼。

　友情の証に、酒場の娘（ハモニカ）に二人の肖像画を描いてもらう。

 

　ある日、血相を変えて酒場を訪れたアクセルは

　「ここがギアに襲われる」と予言して酒場の者達の怒りを買う。

　しかし彼を信用することにしたスレイヤーの介入で

　皆はアクセルと賭けをする形で避難することにした。

 

　果たして、ギアの襲撃は起こり、

　アクセルを信じて待機していたスレイヤーがギアを撃退する。

　唯一、酒場の女主人（ハモニカ）がスレイヤーと街の真実を

　目撃するも、スレイヤーの正体に恐れることなくEND。

　アクセルとの「再会」を心待ちにするスレイヤーの独白。

 

 

（アバ編）

　聖戦中、スレイヤーは戦場で魂の宿る戦斧を目撃する。

　使い手の体を乗っ取り、戦いを求める武具パラケルスに

　スレイヤーは忠告を与えて立ち去る。

 

　そして戦後、再びパラケルスと出会ったスレイヤー。

　しかしパラケルスは往時の勢いを失い、

　一人のホムンクルスの少女（アバ）の所持品になっていた。

　アバは何故かパラケルスを「夫」と呼び、片時も離そうとしない。

　スレイヤーを認めるなり、「助けてくれ」と懇願するパラケルス。

　しかし夫（パラケルス）を奪われまいとへっぽこな戦いをする

　アバに心を打たれ、二人でスレイヤーに挑む。

　スレイヤーは苦笑すると、そんな2人を星にしたのだった。

 

 

 

【ギルティギア　イグゼクス　シャープリロード】

　ストーリーモードは無いですが、ロボカイがキャラ立ちします。

　カイとの対戦時には特殊演出が入ります。

 

 

 

【ギルティギア　イスカ（鶍）】

　ストーリーモードは特に変化なし。ロボカイⅡとアバ登場。

　ラスボスはレオパルドン（♀犬）。

　ロボカイファクトリーというモードがあり、ラスボス戦で

　超強化されたソル＆カイ、さらに巨大ロボカイと戦えます。

 

 

 

【ギルティギア　イグゼクス　アクセントコア】

【ギルティギア　イグゼクス　アクセントコア　プラス】

　セーブデータ消去など、深刻なバグが多数発見された為、

　後にプラス版がアペンドディスクとして発売。

　聖ソルが登場。

　ボイスは石渡さんと中田さんの二種類から選べます。

 

　話的には、やっぱりイノの所為で色々大変なことに。

　しかし今回は終戦管理局も絡み、クロウという

　科学者（ロボカイ達の開発者）も登場します。

　聖ソルは不良すぎ、クリフ以外に喧嘩売り過ぎ。

 

　→　ソルはイノに酷い目に遭わされました。

　　　今回は本当に同情しました…。グロかった…。

　→　カイはディズィーとラブラブです。良かったね。

　→　話の展開によっては、

　　　ロボカイがディズィーとクロウを連れて逃げます。

 

 

 

【ギルティギア２】

　※　2017年7月6日、ジャンル修正。ご指摘ありがとうございます！

 

　まさかのRTS（リアルタイムストラテジー）で復活。しかも３D。

　シン、パラダイム、イズナ、ヴァレンタイン登場。

　隠しキャラでカイも使えます。

　他キャラ？　ソルとカイ中心の話だから居ないです。

　たぶん版権の事情で、ディズィーも別名で設定のみ登場。

 

　各地で発生したギア消失事件を追ってたら、

　バックヤードとか慈悲なき啓示に辿り着きましたというお話。

　後のイグザードで「バプテスマ13」とされている事件の全容です。

　ディズィーを救う為に、カイは封雷剣の力を全放出。

　封雷剣が使えなくなった為、装飾用の大剣を装備しています。

 

　最終的にバックヤードでソルがヴァレンタイン（初代）を倒し、

　あの男の助力で脱出。カイ達の所に帰還します。

　別視点で見ると、カイとシンの親子関係が和解に至るまでの

　話とも取れます。カイに反抗的なシンはここでしか見られません。

 

 

 

【ギルティギア　ヴァステッジ】

　※　2017年7月27日、組織名修正。ご指摘ありがとうございます！

　　　敵「バルディアス」の参考画像追加。

 

　パチスロ版。アプリもあります。

　キャラデザがいつもと違い、シンが大人っぽいです。

　カイの素敵な腋が見られるのはヴァステッジだけ！

 

　ソルが封炎剣強化の為に、シンと一緒に

　元老院の施設（バルデン城塞）にカチコミに行く話。

　ここで神器「閃牙」を入手し、封炎剣をジャンクヤードドッグに

　改造することができました。

 

 

　[　※　2017年7月27日、追記　]

　登場する敵の名前ですが、

　ギルティギア　Rev.2　GG WORLD内用語では、「バルディアス」、

　ヴァステッジ（アプリ内表示）では「バルディウス」になってました。

 

　[参考画像]

　

　

　いずれも製品版ですが、今後自分は

　最新作Rev.2での表記「バルディアス」を採用したいと思います。

 

 

 

【ギルティギア　イグザード　サイン】

　慈悲なき啓示の尖兵、

　ラムレザル＝ヴァレンタインの宣戦布告により緊迫する世界。

　妹のエルフェルトの妨害で捕虜となったラムレザルは

　シンとの交流で人類側につき、感情を学んでいく。

 

　慈悲なき啓示サイドの敵、ベッドマンは

　ラムレザルを用済みとして始末しようとするが、

　彼女に感情があるのを確認すると、殺さずに去っていく。

　（感情の有無を確かめる為に、シンがラムレザルに

　プレゼントした魔法犬を殺したことを謝罪しています）

 

　ジャスティス復活と元老院の陰謀を阻止する為に

　人とギア、そしてヴァレンタインが手を取り合う。

 

　作戦行動中のカイは不意打ちで銃殺されるが、

　次の瞬間、蘇生して暗殺者を返り討ちにする。

　王としての決意を語るカイの左目は、

　ギアと同じ真紅に染まっていた。

　カイが左目に手を添えると、赤い色は消え、

　元の青緑に戻った。

 

　作戦は順調にみえたが、

　土壇場でエルフェルト＝ヴァレンタインの使命が発動。

　共闘していたレオを襲撃し、セントエルモの落雷を切り抜け、

　崩壊したイリュリア城のもとで

　慈悲なき啓示の指示によりソル達に攻撃を仕掛ける。

　ソルの説得でエルフェルトの自我は戻るも

　ジャスティスと彼女は攫われてしまう。

 

　ソルの過去（恋人との話）、

　シン、ラムレザル、エルフェルトの交流と、

　カイの体のアレやディズィー復活など、

　カイ周辺が好きなファンにとっては奇跡のストーリーでした。

 

　2以降のカイの扱いは本当にまともですね。

　今までのは何だったんでしょう。

 

 

 

【ギルティギア　イグザード　レベレーター】

　最新作。遂にあの男の名前が明かされました。

 

　エルフェルト奪還の為、情報収集を急ぐソル達。

　各地では何故かギアが出現し、爆発する現象が。

　ザッパの報告で状況を掴んだイリュリアの首脳部は

　聖皇庁が許可したジャパニーズの解放を危惧する。

　（今回のギアはジャパニーズの肉体変化によるもの）

 

　カイは聖皇アリエルスに一連の事件を報告。

　アリエルスはカイを労うが、同時に忙しなさを諌める。

　退出する際、カイはチップの忠告を思い出し、

　アリエルスに「人間は好きか」と尋ねるが、

　「答える必要は無い」と言われ、疑惑を深める。

 

　ある時、街中でエルフェルトの情報が検出される。

　敵の罠かもしれないとしつつ、捜索に赴くシンとラムレザル。

　案の定、それは罠で、逃げ遅れた幼女を庇ったラムレザルは

　ギアの自爆に巻き込まれて死亡。

　死に際にシンに連絡したラムレザルは、

　「（練習していた）笑顔見せたかった」と言い遺す。

　（※　サインで、シンがラムレザルに「笑って欲しいと思った」

　と告げています）

 

 

　【ここから追加ストーリー】

　※　2018年6月26日、ストーリーの流れの間違い修正。ご指摘ありがとうございます！

 

　ラムレザルの死後、

　あの男と共にジャック・オーがイリュリアを訪問。

　慈悲なき啓示の正体が聖皇アリエルスだと告げます。

　アリエルスは、元は人間が作ったロボットのようなものでしたが、

　人間を保護することや種の可能性に意味を見出せなくなり、

　不完全な人間たちを全滅させ、

　ジャスティスと融合したエルフェルトを基に、

　新たな人類を作ろうとしていました。

　それを阻止する為にあの男が作ったのがジャック・オーです。

 

　さらにジャスティスが実はソルの恋人だったアリアの末路だと

　話したことでソルは混乱。激昂してあの男に詰め寄ります。

　ソルにとっては、その時点であの男は自分をギアにしたばかりか、

　余命幾許もなかった恋人までギアにした仇です。

　しかも、ジャスティスを二度に渡って破壊したのはソル自身。

　恋人を自分の手で殺したと、ソルは絶叫。

 

　しかし、ジャック・オーが以前のジャスティスからサルベージした

　アリアの魂の半分を持つと伝えたことで、

　事情を半ば理解したソルは愕然とします。

　ソルはギアに改造された際に「背徳の炎」を

　同じくアリアは「ユノの天秤」という新人類の「種」を

　植え付けられていました（それがギアの起源）。

　仇ではなく、病に侵されたアリアの思いを尊重する形で

　二人を生き永らえさせようとしたのだとジャック・オーは告げ、

　その為だけにあの男はずっと生きてきたと教えました。

 

　傍で聴いていたカイはソルを皆の前から連れ出し、

　大事な話し合い（作戦会議）の邪魔にならないよう、

　一緒にいよう、と告げます。

　響き渡るソルの慟哭。

 

 

　アリエルスの主催する戦勝会では、

　カイとレオがアリエルスに迫ります。

　正体を見せろというレオに、あっさりと演技をやめるアリエルス。

　その気になったアリエルスはパーティー会場の人間を

　皆殺しにし、その様子を中継して、

　人類から信仰心を奪おうとします。

　喜々として、「未来を悲観しろ」と宣言するアリエルス。

　彼女が殺したラムレザルの台詞を揶揄し、嘲笑します。

　チップの加勢でどうにか危機を脱したカイ達は、

　アリエルスの生体情報を入手したことで、

　潜伏先を捜索可能になりました。　

 

 

　その後、ソル、カイ、シン、ジャック・オー達は

　ジャスティスの肉体と融合させられそうになっている

　エルフェルト救出の為に、孤島に陣取ったアリエルス�
�もとへ。

 

　道中、シンがふと、「そういえば、オヤジって母さんのオヤ」と呟きます。

　冷や汗を流して、その話は後にしろと言うソルですが、

　話に乗ったカイも考察を進め「ソルは私のおと…」言いかけたところで、

　ソルとカイは二人とも凄いポーズで絶叫するハメに。いや気づけよ。

　その様子を微笑ましく見守っていたジャック・オーは、

　自分の立場はアリアの姉妹のようなものだと言います。

 

　ジョニーの助力で到着し、

　ソル、カイ、シンの三人がかりでアリエルスを追い詰めます。

 

　ジャック・オーがジャスティスと融合すれば、

　ジャスティスに残っているアリアの魂とジャックが持つ魂も

　融合し、アリアは完全な人間として復活するようです。

 

　人間の感情を理解した機械であるアリエルスは、

　戦いながらソル達の心を抉る台詞を吐き続けます。

　ラムレザルの死を侮辱されたことでシンは激昂し、

　眼帯の下を紅く輝かせて猛攻に出ますが、容易く躱されます。

　ジャスティスとの融合の要を失いそうな時、

　ラムレザルが加勢に現れます。

　（直接描写はありませんが、おそらくレイヴンが復活させたかと）

　

　どうにかエルフェルトとジャック・オーの立場を交換した後、

　最後の最後でイリュリアの第三連王であるダレルにより

　ソル達の奮戦は手遅れであるとして

　ジャック・オーと融合寸前のジャスティスに砲撃を加えようとします。

　それにレオが反発。今までの彼らの苦労を無碍にするなと

　ダレルを罷免してまで、カイ達を守ろうとします。

　カイはダレルの罷免案を否認。

　最後まで現場に残ってソルを信じると言いますが、

　ダレルによってシンと共に艦船に強制収容されてしまいます。

　直後に放たれる一斉砲撃。艦上のカイはソルの名を叫びます。

 

　砲撃の閃光が迫り、間に合わないと悟るソルとジャック・オー。

　死んでも悔いのなさそうなソルに微笑むジャック。

　そんな時、アクセルの声が響きます。

　彼はバックヤードで、神にも等しい力の使い方を会得しました。

　代償にアクセルは元の世界に戻れなくなりますが、

　それでもこの世界が好きだと涙ながらに伝えます。

 

　アクセルに感謝し、全力でアリエルスを倒したソル。

　時間停止のお陰でジャスティスとジャック・オーの融合条件は整いました。

　倒れた後のアリエルスに近づくソル。

　ダレルの砲撃から守られたのは、アリエルスがソルに張ったフェリオンのお陰でした。

　長い生の中、感情を理解したアリエルスにも思う所があった模様。

　ソルに、「後に残る娘たち（ラムレザルとエルフェルト）を頼む」と

　遺言します。

 

　ジャック・オーは幸せそうに微笑みながら、ジャスティスと融合。

　後には、アリアの姿をした女性が残りました。

　眠る彼女を抱きかかえ、笑うソル。

　ダレルの艦船よりもジェリーフィッシュの船の方が

　酒が美味そうだと呟き、歩いて行きます。

　その様子を見届けたカイとシンも、歓声を上げました。

 

　

　ラストシーン。

　心配事を片付けたソルと、あの男が対峙。

　同行しているシンは「なんで今更喧嘩するのさ？」と

　納得いかない様子。

　険しい顔のあの男を指し、

　「男が喧嘩を売る時は、黙って買うもんだ」と言うソル。

　初めてあの男の本名らしい、「飛鳥＝R＝クロイツ」を呼びます。

 

　ここで初めてフードを取るあの男こと、飛鳥さんですが、

　なんと銀髪のネコ耳です。

　回想シーンでは銀髪マッシュルームカットの人間だったけど…

　何があったの？　長寿と関係してるの？

 

 

　…と、とにかく濃い内容でした。

　端折りましたが、後付設定とか、

　まだ復帰してないキャラとか、

　他を差し置いて良いキャラしてるロボカイとか、

　見どころがありすぎて未だに語るのは難しいです。

 

　ラムレザル復活など、ご都合主義的な流れになってても

　やっとソルが心から笑い始めそうなのは嬉しいです。

　誤解の解けた飛鳥がソルに何を求めるのかも気になるし、

　もしかしたらあのまま殴り合うだけで手打ちにするかもだし、

　そうしようとしてイノが介入するかもしれないし、

　できればその後も見たいですね。

 

 

 

 

 

　[　※　2017年7月27日　追記　]

　

　別記事にまとめようかとも思いましたが、

　Rev.2のアフターストーリーCがまだ来ていないので、こちらに。

 

　この記事を初めてアップしたのは2016年10月27日で、

　レベレーターが最新作でした。

　しかしRev.2が発売され、ストーリー本編では語られなかった設定が

　「GG WORLD」コンテンツに追加されました。

　記事を書いた当初は、初見の感想をもとにまとめていましたが、

　そろそろ修正しても良い案件があるため追記します。

 

　アリエルス、死んでません。

 

　あれだけ燃える（割と物理的にも）演出だったのですが、

　Rev.2　GG WORLDで「イリュリア政府内で治療中」になってました。

　どんだけ頑丈やねん…と思った人は私以外にもおられるかと。

　絶対防壁フェリオンとかで全力ガードしたんですかね。

　このゲームには不老不死というか概念的には不滅の存在も溢れてるし、

　肉体的な死が存在の消滅ではないのはわかっているのですが。

　

　Rev.2のアフターストーリーもびっくり展開でしたが、

　このアリエルスの件が一番の衝撃でした。

 

　Rev.2のアフターストーリーに関しましては、

　アフターストーリーA～Cが揃い、公式からネタバレ禁止解除が来るまで、

　感想のみに留めたいと思います。

人気のお店なんだねー

8年前からパリピすぎるw😱