誰か早く歯磨きを止めないと手遅れになる
ヒョンは優しい。
小さい時からいつもそばに居てくれて
必ず守ってくれた。
ヌナが居なくなった後
しばらくして届いた手紙に
施設の大人は
「幸せそうで良かった♪」
子ども達は
「ヌナいいな~♪私も行きたい!」
そんなふうに言って居たけど…
僕はそうは思えなかった。
ヌナが書いてる手紙じゃないって
思った。
だって……
「私は幸せよ。だっておやつにケーキを食べれるんだもの♪」
そんな言葉で手紙が終わって居たから…
「元気にしてるの?困ったことは無い?年上の子はしっかり小さい子を見てあげるのよ!歯磨きは忘れずに、髪もとかすのよ。ズボンからシャツが出てないか確認して出かける事。おやつはみんなが楽しみにしてるのよ、仲良く分け合って食べること。喧嘩をしたらごめんなさいをしてね、ありがとうをきちんと言って。どんな時でも感謝と思いやりを忘れてはダメよ。」
ヌナはいつも僕達を心配していた…
いつでも自分は後回しで
いつでも自分のものを分け与えて
「この髪飾りはあなたの方が似合う♪お腹いっぱいだから誰か食べる?」
だから
自分の幸せだけを並べている
その手紙に
僕はヌナを感じなかった…
そして
ヒョンも同じだった。
みんなを寝かしつけた後
部屋の隅で
手紙を抱きしめて
肩を震わせて
泣いていた。
「…ヒョン。お金があったら…ヌナを助けられるの?」
「チャンミン…大丈夫。俺が何とかする。心配するな…」
「僕も働く。ヌナを助けたい……きっと…きっと…ヌナ泣いてる。帰って来たいと思ってるよ!」
ヒョンは僕を仕事に連れて行ってくれた。
雨の日も雪の日も
新聞を配達したり手紙を届けたり
僕達はヌナを連れ戻すために
必死に仕事をした。
ヌナが死んだと連絡が来てすぐ…
ヌナを迎えに来た大人がまた来た。
「代わりを寄越すように。急に居なくなられて迷惑をしている。」
今度は2人…連れて行くと。
「チャンミン…ここに居たらダメだ。真っ当な仕事をしているだけじゃ…誰も救えない!……俺はここを出る。お前も一緒に来るか…?」
「…一緒に行く。連れて行って…ヒョン。」
ヌナを連れて行った奴らは
すぐに分かった。
そしてヒョンと僕は…
「…ヌナ。」
部屋に置かれた写真に話しかける
「みんな元気だよ。施設はすっかり新しい子達に変わってるよ。ヌナが心配してた子達はみんな働いたり、結婚したり……幸せにしてる。僕もヒョンと一緒で幸せだよ。ヌナ…」
「チャンミン♪お客さんからパンもらったぞ!牛乳だって今日は間違ってないからな!チャンミンっ!チャンミン♪」
「…ヌナ、ヒョンが帰って来た(笑)。ヒョン!おかえりなさい♪牛乳冷蔵庫に入れてね!……間違ってないか確認してこなくちゃ♪」
写真のヌナに
そっと触れて…僕は部屋を出た。
「本当に間違えてないか確認するからね~(笑)」
「なんだよ!信じてないのか?」
ヒョンは
冷蔵庫を開けた僕を
後ろから抱きしめた。
信じてるよ
誰よりも…
ヒョンだけを……
「ヒョンしか信じてないよ…僕は…」
小さな声で呟いた。
歯磨きを通販超アウトレット価格でお届け、利用方法など必要な知識をやさしく解説します。
こんにちは
ミルクチョコのうさちゃんと
食べられないうさちゃん
いっぱいうさちゃんがいて笑顔になっちゃいます
歯磨き 私を、私たちにする。
街を春色に埋め尽くしたソメイヨシノが葉桜になると、主役交代とばかりに、今度は山桜系が見ごろを迎えます
我が家の窓の外から見える山桜も、そろそろ満開に。
「でもアタイは、お外でお花見がしたいんでしゅよ 」と、アウトドア派のバニラ姫。
そうだよね。
お天気も良いことだし、お出かけしようねー
車に乗って20分ほど。
やって来たのは「」です。
到着するや否や、「ひゃっほ~っ」と桜に向かって丘を駆け上るバニラ姫。
実はこの場所を訪れるのは初めてで、どんな公園なのか、どれくらいの桜があるか、私もバニラも良くわかっていなかったのですが…。
「お父しゃん。なんだかスゴイ迫力でしゅよー」と振り返った姫の向こうに、
我々の期待をはるかに超えた、驚くほど大きな桜の木々が出現っ
重なり合うようにして伸びるピンクの枝。
その下に入ってみると、こんな感じ
少し離れて花を中心に見上げると、こんな感じ
さらに桜の下を抜け、反対側まで走って眺めると、こんな感じ
あまりの美しさと迫力に感動し、
この感動をなんとか写真に残せないかと、
桜の周りをぐるぐる廻りながら、
色々な場所でシャッターを切っていた私です。
そのうち「桜しゃんばっかり見てないで、アタイを見てくだしゃいっ」と、
姫のご機嫌がちょっぴり斜めになったところで、撮影は終了。
その後は二人でベンチに腰掛け、
「キレイな桜だね~」「でもアタイの方がキレイでしゅけどね」などと話をしながら、素晴らしい春の景色を堪能したのでした。
公園からの帰りがけ、お昼ご飯のパンを幾つか購入しました。
もちろんバニラにもお裾分け
いつものソフトなパンではなく、今日はちょっとハード系だけど、大丈夫かな?
「アタイの辞書に〝齧れないもの〟なんて、ありましぇんから」と言いながら、
ガブっと噛みついた姫でしたが…。
「こ、これはなかなか手ごわいでしゅよ…」
それでも決して口から離さず、パンの固さに負けることなく、しっかりと食べ切ったバニラ姫
6月で11歳になるけれど、今のところ歯はきれいで丈夫です。
毎晩の歯磨き、頑張ってるもんね
これからもケアを怠らずに、健康で強い歯をキープしていこうね