ストップ!民主党政権!

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民主党政権が日本のIT業界をダメにした

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『適切な料金適切な規制①』三橋貴明 AJER2019.1.1

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三橋TV第35回【『いざなぎ景気超えの経済成長』という嘘】

 出雲から帰ってきて、久々に時間がとれたので、ストライク・ザ・ブラッドのシリーズ1、ヴァルキリアの王国編、シリーズ2、シリーズ3の一枚目とぶっ通しで見てやりました

 あとは、録画していた(している)「みいつけた!」を流していたところ、曲を提供していたのが横山剣、山崎まさよし、スキマスイッチ、トータス松本と知って吃驚しました。子供番組のくせに、やたらいい曲ばかりが提供されると思っていましたが、贅沢すぎでしょ。

 と、超ニッチな話題から初めてみましたが、ちなみに藤井聡先生は最近「約束のネバーランド」にはまっているらしい。「進撃の巨人」といい、あの手の漫画が好きですね、藤井先生は。

 藤井先生が2月に登場される三橋経済塾第八期が、1月19日(土)に開講になります。

 今回は、講師リクエストが多かったため、1月からゲスト講師にご講演頂きます。決定済みのゲスト講師は以下の皆さまです。

1月 河添恵子先生
2月 藤井聡先生
3月 高清水有子先生
4月 佐藤健志先生
5月 中野剛志先生

 米中の新冷戦あるいは「灰色の戦争」が始まっている現在、まずは「中国の現実」について知る必要があると考えました。というわけで、いきなり河添先生です。

 また、3月には高清水先生。2019年は、今上陛下が皇太子殿下に譲位される「御代替わり」の一年です。
 それにも関わらず、日本国民の多くが皇統についての知識を喪失しているというのが現実です。ならばこそ、皇室や儀礼、儀式について基本知識を学ぶべきなのでございます

 上記の先生方以外にも、「安藤提言」の安藤裕衆議院議員、小浜逸郎先生など、錚々たる皆様にお話しいただく予定になっております。

 第一回目は、高家さんも参加されるそうですよ。

 無論、東京の講義にお越し頂けなくても、インターネットで受講可能なのはいつも通りです。講義開催から一週間程度で、WEBにアップされます。

 さて、藤井先生が内閣官房参与を辞任されましたが、12月28日付でした。29日からはお正月休みに入ってしまうため、インパクトをできるだけ最小化しようという意図があったのでしょう

 しかも、官邸は辞任をわざわざ「退職」と呼び変えています。藤井先生は別に内閣官房に就職したわけではないでしょうに。

 「辞任」という単語を使いたくなかったのだと思います。

           

消費増税に反対した藤井聡・内閣官房参与“退職”の裏に、安倍官邸の陰湿圧力!「赤旗」に出たことで菅官房長官が

 2019年はいよいよ消費税10%への引き上げが実施されるが、その年が明ける4日前、仕事納めの日に安倍政権がなんとも陰湿な言論弾圧人事を行った。
 消費税増税反対を主張する藤井聡京都大学大学院教授の「内閣官房参与」退職を発表したのだ。
 内閣官房参与というのは、首相が各専門分野で直接、専門家に助言をえるために設けられた非常勤のブレーン職。藤井氏は第二次安倍政権発足と同時に、防災・減災ニューディール政策担当の内閣官房参与に就任し、安倍首相が公共政策の目玉としてぶちあげた「国土強靭化計画」の策定に関わった。
 思想的にも右派で、安倍首相の有力ブレーンのひとりと目されていた藤井氏だが、しかし、一方で増税反対の立場を取っており、以前から様々なメディアで消費増税反対を主張してきた。安倍首相が2019年10月の10%増税を予定どおり行うと表明してからも、口をつぐむことはなく、むしろ批判を強めていた。昨年11月には著書『「10%消費税」が日本経済を破壊する』(晶文社)を出版、さらに、共産党の機関紙「しんぶん赤旗日曜版」(11月18日付け)にも登場して、消費増税を批判していた。
 そんななか、いきなり年の瀬に退職が発表されたというわけだ。当然、これには姑息な裏があった。(後略)』

 「姑息」というか、実際に消費税増税に反対し、財政拡大を主張する藤井先生が煙たかったのでしょう。


 正論を言う藤井先生を、年末ギリギリに「退職」という名目で辞職させる(ということでしょ、間違いなく)。安倍政権もいよいよ末期症状になってきたと思います。

 問題は、安倍政権「後」です。

 これまでの「平成パターン」は、グローバリズム的政策が批判を呼び、政権が変ったと思ったら、新政権がそれまで以上のペースでグローバリズムを推進するというものでした。自民党の構造改革路線が批判を呼び、政権交代に至ったと思った5ラ、TPP交渉参加や消費税増税を民主党政権が決めました。

 その「グローバリズム民主党政権」をはるかに上回る速度で、安倍政権はグローバリズムのトリニティに忠実に政権を運用しています。

 ここで安倍政権が倒れ、緊縮派(石破、岸田、小泉、稲田、野田など)か構造改革派(菅、小泉、橋下など)の政権が発足し、安倍政
権以上のペースでグローバリズムを推進するのが「平成パターン」でございます。

 平成パターンを阻止するためには、グローバリズムの「構造」について国民が正しく知識を持ち、政治を動かすしかありません。

「そんなことで本当に変わるのか?」
 と、思われた方が多いでしょうが、何しろ他に方法がないので、仕方がありませんね。民主主義国日本では、テロや革命ではなく「言論」」により世界を変えなければならないのです。

 というわけで、今年も三橋経済塾をはじめ、月刊三橋、さらには新規提供を始める歴史コンテンツ「経世史論」などにより「正しい情報」を皆様に提供し、政治家を動かす際の「武器」を創出することに努力していきたいと思います。皆様、今年も三橋貴明の活動をご支援くださいませ。

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民主党政権 見渡す限りの世界がある

ざけるな!!

これで完全に日韓関係は終焉を迎えると思います。現地の日本企業が撤退で閉鎖し、文化的、経済的交流が遮断されて困るのは日本ではありません。

既に三菱重工は今年春、グループ会社の韓国現地法人を精算していますのでほぼ資産はあっても微々たる額だと思われます。

日本を代表する企業の経営判断は素晴らしい。

本日の韓国大法院の判決(2件)について

三菱重工業株式会社

当社は、第二次世界大戦中に当時の三菱重工業(株)で働いていたと主張する韓国人の原告らから、韓国において損害賠償請求訴訟を提起されておりました。

そもそも日韓両国及びその国民の間の請求権に関する問題は、日韓請求権協定(1965年6月)において、「完全かつ最終的に解決」され、いかなる主張もすることができないと定められております。

また、今回の原告らが1995年12月及び1999年3月に日本で提起した訴訟2件に関しては、日本の最高裁判所が、それぞれ2007年11月及び2008年11月に原告らの請求を棄却する確定判決を下しております。

しかしながら、本日、韓国大法院(最高裁判所)は、原告らが2000年5月及び2012年10月に韓国で提起した訴訟2件に関し、いずれも当社の上告を棄却して原告らの請求を認容する確定判決を下しました。これらは、日韓請求権協定及びこれに関する日本政府の見解並びに日本の確定判決に反するもので、極めて遺憾であります。

今後、日本政府とも連絡を取りつつ、適切に対応してまいります。

大韓民国大法院による日本企業に対する判決確定について


(外務大臣談話)

1 日韓両国は,1965年の国交正常化の際に締結された日韓基本条約及びその関連協定の基礎の上に,緊密な友好協力関係を築いてきました。

その中核である日韓請求権協定は,日本から韓国に対して,無償3億ドル,有償2億ドルの経済協力を約束する(第1条)とともに,両締約国及びその国民(法人を含む。)の財産,権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題は「完全かつ最終的に解決」されており,いかなる主張もすることはできない(第2条)ことを定めており,これまでの日韓関係の基礎となってきました。

2 それにもかかわらず,10月30日の判決に引き続き,本29日,大韓民国大法院が,三菱重工業株式会社に対し,損害賠償の支払等を命じる2件の判決を確定させました。これらの判決は,日韓請求権協定第2条に明らかに反し,日本企業に対し一層不当な不利益を負わせるものであるばかりか,1965年の国交正常化以来築いてきた日韓の友好協力関係の法的基盤を根本から覆すものであって,極めて遺憾であり,断じて受け入れることはできません。

3 日本としては,大韓民国に対し,日本の上記の立場を改めて伝達するとともに,大韓民国が直ちに国際法違反の状態を是正することを含め,適切な措置を講ずることを重ねて強く求めます。

4 また,直ちに適切な措置が講じられない場合には,日本として,日本企業の正当な経済活動の保護の観点からも,引き続き,国際裁判や対抗措置も含めあらゆる選択肢を視野に入れ,毅然と
た対応を講ずる考えです。

(参考)「財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定」(1965年12月18日発効)

第二条
1 両締約国は,両締約国及びその国民(法人を含む。)の財産,権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の
請求権に関する問題が,千九百五十一年九月八日にサン・フランシスコ市で署名された日本国との平和条約第四条(a)に規定されたものを含めて,完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する。

(中略)

3 2の規定に従うことを条件として,一方の締約国及びその国民の財産,権利及び利益であつてこの協定の署名の日に他方の締約国の管轄の下にあるものに対する措置並びに一方の締約国及びその国民の他方の締約国及びその国民に対するすべての請求権であつて同日以前に生じた事由に基づくものに関しては,いかなる主張もすることができないものとする。

駐韓大使呼び抗議 日本側の過激発言受け=韓国外交部

【ソウル聯合ニュース】韓国の大法院(最高裁)が日本による植民地時代に強制徴用された被害者らへの賠償を日本企業に命じた判決に日本側が過激な発言を続けていることを受け、韓国外交部は29日午後、長嶺安政・駐韓日本大使を呼んで抗議した。外交消息筋が明らかにした。
大法院は同日、
日本による植民地時代だった戦時中に三菱重工業で働かされた韓国人の元女子勤労挺身隊員らと強制徴用被害者が同社に損害賠償を求めた2件の訴訟の上告審判決で、同社の上告を退け、原告1人あたり8000万~1億5000万ウォン(約800万~1500万円)の支払いを命じた。
日本政府も判決後、李洙勲(イ・スフン)駐日韓国大使を呼び出して抗議している。

両国が同じ日に相手国の大使を呼んで抗議するのは異例。

10月30日に初めての大法院の賠償判決が下された際、日本側は李氏を招致し抗議したが、韓国側は李洛淵(イ・ナクヨン)首相が「政府は両国関係を未来志向に発展させていくことを望む」などとの立場を表明し、長嶺氏を呼び出さなかった。

韓国側が対応を強めたのは、強制徴用訴訟の判決に対する日本政府関係者らの発言について、これ以上看過できないと判断したためとみられる。

日本企業韓国から撤退すべきです。

①国際司法裁判所へ提訴

②韓国人のビザなし渡航禁止及び発給の厳格化

③韓国人就労ビザの規制

④日本国内での韓流活動の禁止

⑤日本国内での看板等ハングル文字使用の禁止

⑥オンラインの停止

※正確なジャブ三発につづく右パンチはその威力を三倍に増すものなり

左矢印※過去ブログ参照

①石油の精製禁止

②技術提携の禁止

③中間材・資本材・レアガス等の輸出禁止

④韓国食品・製品の全面輸入禁止

⑤日韓通貨スワップ協議廃止

⑥日韓漁業協定協議廃止

⑦L/Cの発行に関する日本の銀行の信用枠撤廃

⑧ハードカレンシー保証(10ウォン=1円)の解除

※一発でKOを生む必殺パンチなり

①在韓日本大使館の完全撤退

②在韓邦人の引き上げ命令

③在日韓国人1世2世の永住許可の廃止(3世以降はもともとない)及び日本滞在中の韓国長期旅行者の強制帰国

④反日活動に参加していた韓国帰化人の帰化許可取り消しと強制帰国

③自衛隊による竹島の奪還

④自衛隊による海上の封鎖

⑤日韓断交

※必然的にテコの作用を果たし三倍、四倍の威力を生み出す。

韓国は「敵国」だという事を日本人は認識すべきです。

原爆Tシャツも問題になりましたが、韓国人は日本に「核」を投下する事まで夢見ているのです。

百万回話しあったところで理解しあう事などないのです。

そもそも朝鮮半島の存在は戦前、戦後を含めて日本にとって迷惑な存在以外のなにものでもないのです。

シリアの毒ガス兵器は北朝鮮製です。彼らの弾道ミサイル技術は中東とリンクしています。 フィリピンに蔓延する麻薬は特亜三国が持ち込んだものです。 トランプ政権の反対デモは米国系朝鮮人が主導していました。 沖縄の基地問題も朝鮮人ばかりです。 

日本だけではなく世界中に紛争の種をまき続けているのです。 

今こそ、日本は世界に先駆けて共通の価値観を持たない、日本に災いしかもたらさない半島と縁を切り、国内に潜伏する反日朝鮮人を全て叩き出すべきなのです。

まともな人はとっくに帰化しています。

今まで日本は韓国の経済危機を求められれば、助けてきました。けれど、感謝されるどころか反日行為を今日まで幾度となく繰り返してきたのです。

私たち日本人にとって韓国・朝鮮人全く必要ない存在なんです。

「日韓断交」を長年夢見てきましたが、現実になりそうなのでムンジェイン政権には感謝しかありません。最後は盧武鉉と同じ運命になりそうです。

日本も暴力団と関わってしまった企業と同様で、無傷ではこの縁を断ち切ることは出来ません。

覚悟を決めて自身の痛みも伴わなければこの悪縁を絶ち切ることができないのです。

朝鮮人と係わる災いしかないのです。

質の悪い事に
害者
なのに被害者ぶるのです。

朝鮮戦争を泥沼化させたのも、大日本帝国を戦火の渦に巻き込んだのも、リーマンショックの最後の引き金をひいたにも全て朝鮮人です下矢印

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2008年9月、その前年より燻り続けていたアメリカのサブプライムローン問題が表面化し、9月3日に韓国政府筋の韓国産業銀行(KDB)が、リーマン株のうち25%に当たる5-6兆ウォン(約5200-6300億円)で取得すると公表していた。

しかし9月10日になって一転、KDBは、出資協議を打ち切った。これに伴いリーマン株の売りが増大し、45%安を記録した。

そして最終的に、リーマンブラザースは同年9月15日に連邦倒産法第11章(日本の民事再生法に相当)の適用を連邦裁判所に申請し破綻した。

総額は6,130億ドル(当時の日本円で約64兆5000億円)と米国史上最大の倒産となった。その余波でAIGなどの金融機関が急激に経営危機に陥った。wikipedia引用

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

過去、日本はバブル崩壊や韓国が引き金を引いたリーマンショックでも持ちこたえました。

景気を中々回復させることが出来なかったのは前・日銀総裁が無能で円高を
容認し続けた事
と、朝鮮人優遇の民主党政権により、景気回復が遅滞させられていただけです。

過去には日本に対する外国人による仕手戦も政府による無制限の円投入で退けています。

日本の底力はものすごく強いのです。

小泉内閣の時の郵貯をアメリカに差し出した痛みとは違い、韓国と永久に縁が切れて在日韓国・朝鮮人・帰化人が国内から一掃されるのならば、多少の痛みには政府も国民も耐えられるはずです。

なんせ、劇的に治安が回復し、無駄な生活保護費も無くなり、刑務所はガラガラ、司法も正され、企業の業績もうなぎ上りになるからです。

素晴らしいじゃありませんか。

左矢印過去ブログ参照

今こそ断交の扉を開くべきです。

日本の企業は韓国人を雇うべきではない事に気が付かないのでしょうか。

確信犯なら売国奴。

必ず将来同じことが起こります。

民主党政権のアンテナ

今朝の朝日新聞の記事より。

 が政権復帰してから6年を超え、自民1強の状態が続いている。与党の強引な国会運営などの弊害が指摘される一方、野党は「多弱」の状態だ。夏には参院選があるが、最大野党のは政策や理念を強調する「単独主義」をとり、野党共闘に距離を置く。与党に対抗する野党の役割は何なのか。与野党いずれも経験した政界の重鎮に聞いた。

 ■理念と協調、バランスを 対案よりも徹底的に批判 ・元

 ――野党が政権与党に対抗するために何が足りないと思いますか。

 いまの野党の最大の課題は、選挙に弱いところにある。風向きだけで議席を得ているような政党であれば、その風がやむか、向きが変われば力は出ない。どんな風が吹こうが、議席をしっかりつかんでいる人間をどれだけ持ち、育てるかが、野党の最初の仕事だと思う。

 与党は首相を擁し、自分の都合の良い時期に解散する。その時期に合わせて自分にプラスになる政策を出せるという大変な戦力を持っている。与党には財界など業界団体から支援があるが、それ以上に、選挙に対する執念が違う。集票のための執念だ。選挙に対する執念がないと野党連携の際に「誰と組むのはいいが、誰とは組みたくない」となる。

 ――最大野党のは、参院選では野党共闘よりも党の政策理念を優先しているようですが。

 それはある程度は理解できる。特に新しい政党だと自分の理念を明らかにして、自分の支持を得ようとする気持ちが非常に強い。でも選挙となったらそれは無理だ。理念を大事にすることと、選挙で他党と協調することとのバランスを考えなければいけない。一方的に理念を主張していたのでは孤立してしまう。孤立すれば、政治的に無力になる。

 1986年にがに合流した時、首相から「これでレフトウィングが広がった。良かった」と言われた。政権を担うにも、野党が政権与党の暴走を止めるにも、できるだけ戦線は広い方がいい。

 ――昨年の臨時国会で、野党は「日程闘争」に消極的でした。

 日程闘争は非常に大事で、通常国会も1月25、28日ごろ召集するとの情報があるが、予算案の審議時間が短くなることがはっきりした。これは徹底的に戦わなければいけませんよ。その場になって言うのではなく、今からなぜ召集が遅いのかと言うべきだ。(22日からで開かれる)世界経済フォーラム()への出席やロシア訪問が理由のようだが、などは週末など日程があえば行けばいい。日ロ交渉は大事だが、そのために国会日程を犠牲にするのは国会軽視だ。

 ――が長期化する中で、野党の役割は何でしょうか。

 民主主義は野党の存在なくしてあり得ない。民主主義は最終的には多数決だが、その前提にあるのは、少数意見の尊重だ。少数意見の尊重を飛び越えていきなり多数決で決めたら、それは民主主義とはいえない。

 権力を1カ所に集中して、民主主義がうまくいくとは思わない。一番懸念しているのは、この1、2年で公務員の国会での答弁拒否や公文書改ざんの問題が続いていることだ。公務員の「1丁目1番地」は国民全体の奉仕者であること。いま公務員は特定の人に対する奉仕者になってしまった感がある。なぜそうなったのか。国会でもっと議論しなければいけない。

 ――国民民主党は、反対するだけでは主張が通らないとして「対案路線」を掲げています。

 与党が暴走している時は、とにかく止めることが第一。対案を出してどうするか、じゃなく、それはやるな、という戦いなんですから。野党は政権党を倒すことが役割。徹底的に政権党を批判しなくてはいけない。

 ――立憲については、参院選で国民民主党を「解体」し、次の衆院選で勝負する、との見方がありますが。

 立憲が政権を狙うなら、10年先を見据えて政党の足腰を強くする必要がある。代表は「俺の後についてこい」ではなく、当選した若手をどうやって育てるかにもっと熱心にならないと党は育たないと思う。10年先の代表が枝野氏とは限らないでしょう。(聞き手・倉重奈苗)

     *

 こうの・ようへい 1937年生まれ。67年衆院議員初当選。76年、政治倫理確立を掲げてを結成。86年にに合流。宮沢内閣でを務めた。93年に野党・の総裁になり、94年に政権で政権復帰した。2003~09年、。ハト派の代表的存在として知られた。09年議員引退。

 ■権力つかむ執着心必要 参院選、最低でも統一名簿 ・代表

 ――与党の国会運営に批判が集まる一方、は4割程度を維持しています。なぜでしょうか。

 国民からみてに代わりうる、政権を担う野党がいないということだ。何となく与党、現職(がいい)となっている。野党の態勢が整っていないということが有権者側から見ると最大の問題点だ。

 ――野党には「の数合わせ」に否定的な見方があります。

 数合わせを悪いイメージで捉えるのは間違い。結局、民主主義の基本は数だ。確かに手間はかかるけども、国民のその時々の意思を反映してやるから、歴史的にも大きな過ちをおかさない。

 個別の好き嫌いだの、経緯だのを気にして「一緒になれない」とやっているのは、あまりに幼稚だ。を見なさい。極右からリベラルまで一緒にやっている。も(支持母体の)もとずいぶん違った意見を言ってきたはずなのに、一緒になっているんだから。

 ――野党に足りないものは何でしょうか。

 執念と志が欠けてるということだろう。かつては、を引っ張り込んでまで政権を取った。このしたたかさ、執着心が必要だ。権力をつかめなければ国民のための政治をすることはできない。民主主義政治では権力は主権者から与えられ、主権者のために活用する。権力がなぜ必要か理解できていない。

 ――最大野党のは、党の独自性や理念を重視しています。

 が(2003年に)民主党と一緒になったのも、別に民主党(の理念・政策)を是としたからじゃない。(合併前の)のときが一番やりやすかった。だけど、それでは過半数にならない。中間層を取り込み、政権を取らなければ。こういう思いで一緒になった。

 ――立憲の代表に考えを伝えたのですか。

 野党第1党という立場にある人・政党が旗を振るのが常道だ。僕はずっと枝野代表に「みんなまとまんなきゃならない。あなたが旗を振るべきだ」との趣旨で話してきたし、「我々もいつでも参加する」と伝えてきた。何回か会談したが、最終的に「自分たちだけでやる」とのことだった。

 ――昨年末は衆院会派「無所属の会」や参院の無所属議員らの立憲への入党・入会が相次ぎました。

 いいことだ。だが立憲の方が選別していてはダメだ。それでは「排除の論理」になってしまう。入りたいという人は入れればいい。そうしたら枝野代表は総理になれるだろう。

 ――立憲には国民民主党と一緒になれば旧民主党政権の負のイメージがつくと懸念する声もあります。

 それは違う。政権で失敗したら、もう1回やらなければいけない。国民民主党は放っておけばどうせ潰れると思っているのかどうかは知らないが、それでは結局、野党全体が潰れてしまう。野党が結集して力を合わせるという、その姿が大事だ。

 ――今年の参院選をへのステップにするには何が必要ですか。

 最低でも(野党の比例名簿を一つにする)統一名簿だ。16年の参院選で1人区は全部(野党系候補者を)1人に絞ったが、(11勝21敗で)3分の2取られた。惨敗だ。野党が一つになったら相乗効果があり、も上がる。(投票に行かない)眠っている人が出てくる。その人たちは過去の民主党(政権)のことももちろん頭にあるが、それ以上にに対する不信感や不満感、批判が強い。

 今年は政治的、経済的にこのまますんなりといくという情勢ではない。政権基盤自体が非常にもろい。単純に野党が合わさっただけで勝てる。国民は野党が一つになって、選挙戦に臨んでくれないかなあという思いだろう、ほとんどの人が。(だが現状は)ああそれなのに、それなのに、ということだ。(聞き手・河合達郎)

     *

 おざわ・いちろう 1942年生まれ。69年衆院議員初当選。時代に、幹事長を歴任した。93年に離党、政治改革を掲げてを結成し、細川連立政権を樹立した。新進、自由、民主各党の代表などを経て、2009年、代行のときに再びを成し遂げた。12年、に反対し離党。現・代表。


参照元: 


民主党政権 関連ツイート

RT @odeco6: 失敗は誰にもある、しかし本当に痛手の連続だった民主党の外交。
問題はその失敗をなかったことにしている無責任さ。政権についたら絶対繰り返すわ。#primenews
RT @koumiyanaru: @kaminoishi 宮崎県の口蹄疫問題は民主党政権時でしたね。
家畜衛生の不浄国認定されてた韓国からの研修生を受け入れさせ、例の口蹄疫が蔓延し、自民党の対策案を無視し、GWには社会主義国へ外遊に。
最悪の対応。

こんな人達が自民党を批判し…

RT @prime51041373: ガースー「我々が政権獲ったときは日米関係は最悪だったんですよ。対中・対ロ関係も最悪だったんですよ」

まさに暗黒時代だったんだな、民主党政権時代は…。

#primenews

RT @wNglreQlkKNKKDD: @Dorumen 小泉政権時代に社会に歪みを発生させ、沈滞していたところにリーマンショックが襲いかかり、乱心した国民が民主党政権を発足させ、そこに東日本大震災などの自然災害が定期的に起こるという、ラノベでもあり得ない負のコンボがリアルで…

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