ガブで覚える英単語

「ワールドオブダンス。終わったねー。んー、やっぱり、レ・ツインズの優勝だったのか・・・。最後の3組でいったら、私はスイングラティーノだった気がする。でも一人骨折で出られなかったのが、痛かった。準決勝でレ・ツインズに負けたキオネ＆マリーもかっこよかったよねえ。レ・ツインズは、最初からずっと同じままな気がした。最初からどんどんかわったのは、やっぱり若い子達だね。エヴァ・アイゴとか、ダイアナ・ポンボは、登場するたびに、どんどん成長していっている感じが楽しかった。若いと十何だし、伸びしろがいっぱいあるから。見ていて若さってすごいなあと思った。でも優勝はまだかなとも思った。

そうそう、ブリティッシュベイクオフでも、一番若くて自信なさそうな女の子がいたよね。でも、どんどん上手にできるようになって、決勝に進んでた。あー、若さってすごいね。」

 

そうなんだよ！

レ・ツインズは最初から最後まで、レ・ツインズだった。だから、レ・ツインズが評価された。踊ったその作品ではなくて、という印象。レ・ツインズのダンスが、今の空気をうまく表現している、レ・ツインズのダンスが、いま求められているもの、ってことなんだろうねえ。私は、デュアル予選の、あの暗示的なダンスで夢中になって、先にネットでワールドオブダンスのレ・ツインズを見たんだけど、車椅子のやつ、あれ、あざといと思った。思ったが、ワールドダンスのほうをみて、本当に捻挫して、足、やばかったんだね！それで、あのストーリー。そして車椅子の利用の見事さ。すごいな、と思った。

キオネ＆マリーは、毎回全然タイプの違う作品を仕掛けてきて、表現力の幅でいったらレ・ツインズどころじゃないと思った。思ったけれど、あの大会は、きっとレ・ツインズを求めていたんだねえ～。

私は、スイングラティーノに優勝してもらいたかったなあ。だって、すごいじゃん。マジで、命がけ。皆さん、そこそこの年齢のように見受けられる。体形も特別に恵まれているわけではないようにも見える。でも、リズム感と楽しむ力、それで会場を沸かせるためなら、何でもチャレンジっていうパワー。若い子がどんどん上手になっていく、っていうのも確かにだが、スイングラティーノは、プロとして活動していて、ある程度の形があるはずなのに、毎回殻を破ってきているように見えた。そのタフさがね、ラティーノ！ガブリエル（ｂｙ『デスパレートな妻たち』）な感じだったねエ。スイングラティーノの舞台を見に行くためだったら、太平洋を渡る飛行機代を出すのも惜しくないな、と思えたよ。

 

ああ、すっきりした。この記事を書いたので、安心して、次はブリティッシュベイクオフの次のシーズンに集中します。