やっぱりマグロが欲しい！

 

先週の土曜日、の後は義兄宅へ。

 

お義母さんとマグロはひたすら昼寝。

義兄が子供たちと遊んでくれ、義姉・義妹・私の３人で５〜６時間しゃべり倒しました。

 

今回の話題は

 

ザ・ママ友

 

ちなみに、以前この義三姉妹で話題になったことはそれぞれの夫婦関係です。

その時の話はコチラ→「

 

エビとビニ（義妹の娘）が友達と遊びたがる年齢になり、

義姉のところはトルトリが今年の春から小学生になり、新しいママ友関係ができました。

 

私も義妹も仕事で忙しいというのもありますが、

基本的にママ友たちとの交流を避けてきたタイプ。

 

義妹はいまだにオリニチプ（保育園）のママと個人的に交流したことがないそう。

 

それが、最近になって子供がママの友達の子どもじゃなく、

オリニチプ（保育園）の友達と遊びたがるようになり、共に困惑しています。

 

義姉は半年の育休を取り、育児に専念中。

生後６ヶ月からトルトリ（義兄夫婦の子）の世話をお義母さんに任せていたので、

まともに育児をするのは久しぶりであります。

 

会社でバリキャリの義姉。

日々の人間関係は会社関係だったのに、今はママ友です。

 

韓国の小学校ではクラス替えのたびに、クラスのママ全員参加のカカオグループができるそう。

トルトリの小学校も例外ではなく、義姉はクラスのママたちのグループカカオに入りました。

 

一応リーダーがいるそうですが。

（韓国では学級委員長になった子の親が自動的に親のリーダーにもなるそう。エビには絶対に学級委員になってほしくない！）

 

リーダーが「一度、お母さんたちで食事会をしましょう」と投げかけたにもかかわらず、

そこから話が進まないので、義姉はイライラ。

 

結局、義姉が日程を決める投票を作り、レストランの予約まで全てしたそう。

義姉の鮮やかな仕事っぷりに、トルトリは二人目の子どもだと思われていたそうです。

 

「これまで会社で提案すればすぐにリスポンスが返ってくる環境だったから、

ママさん達の空気を読んで返事が遅いカカオにすっごいイライラするー！」

 

と、ストレスを溜めていました。

 

私は年と共に、新しい人と知り合うのが億劫になっており、

エビの友達のママさんなんて、全然仲良くなる必要がないと思っているタイプ。

 

子育ての愚痴を言える友達はいるし、韓国の教育事情は地元の先輩ママや

義姉＆義妹に聞けばいいという非常に恵まれた環境なのです。

 

しかしながら、エビのせいで（おかげで？）

最近オリニチプのママさん達と交流することが増えてきました。

 

そんなママ友との交流が始まった私に

先輩ママである義姉からアドバイスが。

 

今日はそれをご紹介しましょう〜！

 

 

 

１．心から通い合う関係をママ友に求めるな

ママ友は、子供の友達のお母さんであり、自分の友達ではない。

合わないのが当然。いい関係を求めるな。

 

義姉はトルトリがクラスメートと公園で遊びたがり、初対面のママさんと２時間一緒にいましたが、

お互いに合わないと感じ、２時間近く無言で空を眺めて過ごしたそうです。

 

お義姉様、強い！！

私なら気を遣って、話題をふりまくり喋り倒してそう。

 

 

２．子供の人間関係は子供のもの。親が関わらなくても大丈夫。

「私がうまくやれば、子供がいい人間関係を築ける」なんて思うな。

子供は勝手にうまくやる。体が傷つくような喧嘩にならない限り見守ってればよし！

 

最近、トルトリは性格の悪い子に付きまとわれているそう。

義姉が、その子の親に「一緒に遊ばせたくない」と一言いえばすぐに解決ですが、

トルトリの人間関係であり、本人が乗り越えるべきことなので、

「嫌だ」「やめて！」と、友達にハッキリと言う練習をしているそうです。

 

そして、親の意向で仲良くさせた子より、

子供自ら仲良くなった子のほうが長続きするというのが義姉の見解です。

 

 

３．公園なんかで一緒に遊ぶ時には魔法瓶にコーヒーを入れ、紙コップを持って行け。

うちの地元では公園の近くにカフェがないからか、コーヒーをふるまう習慣はないのですが。

義姉＆義妹が住むアパート団地では、子供が遊んでいる間、ママさんたちがコーヒーを飲むのだそうです。

 

韓国らしく、割り勘ではなくて誰かがおごるそう。

結構な出費になるので、家からコーヒー持参でみんなに配った方がいいと。

 

そういや、コーヒーはないけど、コンビニのジュースは２〜３回、おごったりおごられたりしましたわ。

 

 

４．子供へ配る飲み物は乳製品厳禁！

親の飲み物だけでなく、子供たちにも誰かが飲み物を買って配ることの多い韓国。

しかしながら、乳製品はかならず避けろと。バナナ牛乳なんてもってのほか。

 

乳製品アレルギーの子は結構いるし、

最近の韓国では、アレルギーではなくとも乳製品を摂らせない親もいるのです。

 

まさにエビのクラスメートと遊んだ時、一番仲のいいママ友さんが、

子供に乳製品を与えるのを止めたと言っていました。

 

「オンニ、乳製品は実は体に悪いんだって。

私たちは乳製品を子供に与えなきゃという間違った情報を信じていたんだよ。

うちの子は乳製品をやめて肥満じゃなくなったから、エビも乳製品を止めたらいいよ！」

 

と言いながら、

 

自分の娘とエビにヤクルトを渡していました。

 

ヤクルトって乳製品だよね？？？

めっちゃツッコミたかったけど、真面目に話してくれてたから控えたわ。

 

とにかく、韓国には乳製品を嫌うママさんが結構いるようです。

 

ちなみに義姉的ベストな飲み物は、Capri Sun！

 

 

 

 

非常に経済的であり、オリニチプや幼稚園のイベントなどで

よく配られるジュースなので、どの親も慣れていて抵抗ないのだそうです。

 

 

５．おやつのベストはコレ！

子供にお菓子を配ることもよくあります。

その際に選ぶべきポイントは、

 

１．個別包装

２．ぼろぼろ落ちない

 

この２点だそうです。

 

袋入りのスナック菓子は厳禁！

ぼろぼろ落ちるクッキーのようなお菓子も嫌う親が多いそう。

 

もし食べさせたくないと思っても、個別包装なら持って帰れます。

 

それを踏まえた結果、義姉が選んだベストがコチラ。

 

 

タイ焼きみたいなお菓子。

パンのようで、ぼろぼろ落ちないのだそうです。

 

 

 

 

・・・っとまあ、このように色んなアドバイスを受けたんですけど、

残念ながら、もうほとんど忘れてしまいました。

 

日本人ママには分かってないこともあり、非常に有益な情報もあったんですが。

一つ、聞き忘れたことが。

 

お義姉さん、

ママ友＆子供たちへの夕飯はどうしたらいいですか？

 

うちの超社交的な息子エビさんが空気を読まずに

オリニチプのクラスメートたちを家に招待しまして。

 

明日、その子たち＆親＆兄弟がうちに来るんですー。

 

１７時に。

 

もうめっちゃ夕飯の時間じゃん！！！

 

オリニチプのママ友さんたち、しょっちゅう夕飯を一緒に食べてるんですよねー。

 

私は普段、「１８時の女」というキャラを作り、

一緒に夕飯をたべることなく１８時には騒ぐエビを引きずって帰宅してるんですけど。

 

ついに明日は我が家で夕飯までコースです。

 

ま、これまで私基準の人間関係でお友達を招待してきたんで、

エビが初めて自ら招待したお友達は快く迎え入れ、ベストを尽くしたいところであります。

 

しかも、私は面倒くさいという理由で、

ママ友さん達の交流をめっちゃ避けていますけど。

 

今のオリニチプのママさん達、みんないい人。常識が合う！

（前のオリニチプのママ友さんだったU君ママは全然合わなかった）

 

今回を良い機会だと思い、私もママ友の世界に飛び込んでみようと思います！！

 

明日の私、どうなることやら？

 

 

 

 

 

 

とりあえず義姉のアドバイスにしがたい、これ買った。

夕飯はカレーでも作っとこうかと思ってる。

 

先週の土曜日、の後は義兄宅へ。

 

お義母さんとマグロはひたすら昼寝。

義兄が子供たちと遊んでくれ、義姉・義妹・私の３人で５〜６時間しゃべり倒しました。

 

今回の話題は

 

ザ・ママ友

 

ちなみに、以前この義三姉妹で話題になったことはそれぞれの夫婦関係です。

その時の話はコチラ→「

 

エビとビニ（義妹の娘）が友達と遊びたがる年齢になり、

義姉のところはトルトリが今年の春から小学生になり、新しいママ友関係ができました。

 

私も義妹も仕事で忙しいというのもありますが、

基本的にママ友たちとの交流を避けてきたタイプ。

 

義妹はいまだにオリニチプ（保育園）のママと個人的に交流したことがないそう。

 

それが、最近になって子供がママの友達の子どもじゃなく、

オリニチプ（保育園）の友達と遊びたがるようになり、共に困惑しています。

 

義姉は半年の育休を取り、育児に専念中。

生後６ヶ月からトルトリ（義兄夫婦の子）の世話をお義母さんに任せていたので、

まともに育児をするのは久しぶりであります。

 

会社でバリキャリの義姉。

日々の人間関係は会社関係だったのに、今はママ友です。

 

韓国の小学校ではクラス替えのたびに、クラスのママ全員参加のカカオグループができるそう。

トルトリの小学校も例外ではなく、義姉はクラスのママたちのグループカカオに入りました。

 

一応リーダーがいるそうですが。

（韓国では学級委員長になった子の親が自動的に親のリーダーにもなるそう。エビには絶対に学級委員になってほしくない！）

 

リーダーが「一度、お母さんたちで食事会をしましょう」と投げかけたにもかかわらず、

そこから話が進まないので、義姉はイライラ。

 

結局、義姉が日程を決める投票を作り、レストランの予約まで全てしたそう。

義姉の鮮やかな仕事っぷりに、トルトリは二人目の子どもだと思われていたそうです。

 

「これまで会社で提案すればすぐにリスポンスが返ってくる環境だったから、

ママさん達の空気を読んで返事が遅いカカオにすっごいイライラするー！」

 

と、ストレスを溜めていました。

 

私は年と共に、新しい人と知り合うのが億劫になっており、

エビの友達のママさんなんて、全然仲良くなる必要がないと思っているタイプ。

 

子育ての愚痴を言える友達はいるし、韓国の教育事情は地元の先輩ママや

義姉＆義妹に聞けばいいという非常に恵まれた環境なのです。

 

しかしながら、エビのせいで（おかげで？）

最近オリニチプのママさん達と交流することが増えてきました。

 

そんなママ友との交流が始まった私に

先輩ママである義姉からアドバイスが。

 

今日はそれをご紹介しましょう〜！

 

 

 

１．心から通い合う関係をママ友に求めるな

ママ友は、子供の友達のお母さんであり、自分の友達ではない。

合わないのが当然。いい関係を求めるな。

 

義姉はトルトリがクラスメートと公園で遊びたがり、初対面のママさんと２時間一緒にいましたが、

お互いに合わないと感じ、２時間近く無言で空を眺めて過ごしたそうです。

 

お義姉様、強い！！

私なら気を遣って、話題をふりまくり喋り倒してそう。

 

 

２．子供の人間関係は子供のもの。親が関わらなくても大丈夫。

「私がうまくやれば、子供がいい人間関係を築ける」なんて思うな。

子供は勝手にうまくやる。体が傷つくような喧嘩にならない限り見守ってればよし！

 

最近、トルトリは性格の悪い子に付きまとわれているそう。

義姉が、その子の親に「一緒に遊ばせたくない」と一言いえばすぐに解決ですが、

トルトリの人間関係であり、本人が乗り越えるべきことなので、

「嫌だ」「やめて！」と、友達にハッキリと言う練習をしているそうです。

 

そして、親の意向で仲良くさせた子より、

子供自ら仲良くなった子のほうが長続きするというのが義姉の見解です。

 

 

３．公園なんかで一緒に遊ぶ時には魔法瓶にコーヒーを入れ、紙コップを持って行け。

うちの地元では公園の近くにカフェがないからか、コーヒーをふるまう習慣はないのですが。

義姉＆義妹が住むアパート団地では、子供が遊んでいる間、ママさんたちがコーヒーを飲むのだそうです。

 

韓国らしく、割り勘ではなくて誰かがおごるそう。

結構な出費になるので、家からコーヒー持参でみんなに配った方がいいと。

 

そういや、コーヒーはないけど、コンビニのジュースは２〜３回、おごったりおごられたりしましたわ。

 

 

４．子供へ配る飲み物は乳製品厳禁！

親の飲み物だけでなく、子供たちにも誰かが飲み物を買って配ることの多い韓国。

しかしながら、乳製品はかならず避けろと。バナナ牛乳なんてもってのほか。

 

乳製品アレルギーの子は結構いるし、

最近の韓国では、アレルギーではなくとも乳製品を摂らせない親もいるのです。

 

まさにエビのクラスメートと遊んだ時、一番仲のいいママ友さんが、

子供に乳製品を与えるのを止めたと言っていました。

 

「オンニ、乳製品は実は体に悪いんだって。

私たちは乳製品を子供に与えなきゃという間違った情報を信じていたんだよ。

うちの子は乳製品をやめて肥満じゃなくなったから、エビも乳製品を止めたらいいよ！」

 

と言いながら、

 

自分の娘とエビにヤクルトを渡していました。

 

ヤクルトって乳製品だよね？？？

めっちゃツッコミたかったけど、真面目に話してくれてたから控えたわ。

 

とにかく、韓国には乳製品を嫌うママさんが結構いるようです。

 

ちなみに義姉的ベストな飲み物は、Capri Sun！

 

 

 

 

非常に経済的であり、オリニチプや幼稚園のイベントなどで

よく配られるジュースなので、どの親も慣れていて抵抗ないのだそうです。

 

 

５．おやつのベストはコレ！

子供にお菓子を配ることもよくあります。

その際に選ぶべきポイントは、

 

１．個別包装

２．ぼろぼろ落ちない

 

この２点だそうです。

 

袋入りのスナック菓子は厳禁！

ぼろぼろ落ちるクッキーのようなお菓子も嫌う親が多いそう。

 

もし食べさせたくないと思っても、個別包装なら持って帰れます。

 

それを踏まえた結果、義姉が選んだベストがコチラ。

 

 

タイ焼きみたいなお菓子。

パンのようで、ぼろぼろ落ちないのだそうです。

 

 

 

 

・・・っとまあ、このように色んなアドバイスを受けたんですけど、

残念ながら、もうほとんど忘れてしまいました。

 

日本人ママには分かってないこともあり、非常に有益な情報もあったんですが。

一つ、聞き忘れたことが。

 

お義姉さん、

ママ友＆子供たちへの夕飯はどうしたらいいですか？

 

うちの超社交的な息子エビさんが空気を読まずに

オリニチプのクラスメートたちを家に招待しまして。

 

明日、その子たち＆親＆兄弟がうちに来るんですー。

 

１７時に。

 

もうめっちゃ夕飯の時間じゃん！！！

 

オリニチプのママ友さんたち、しょっちゅう夕飯を一緒に食べてるんですよねー。

 

私は普段、「１８時の女」というキャラを作り、

一緒に夕飯をたべることなく１８時には騒ぐエビを引きずって帰宅してるんですけど。

 

ついに明日は我が家で夕飯までコースです。

 

ま、これまで私基準の人間関係でお友達を招待してきたんで、

エビが初めて自ら招待したお友達は快く迎え入れ、ベストを尽くしたいところであります。

 

しかも、私は面倒くさいという理由で、

ママ友さん達の交流をめっちゃ避けていますけど。

 

今のオリニチプのママさん達、みんないい人。常識が合う！

（前のオリニチプのママ友さんだったU君ママは全然合わなかった）

 

今回を良い機会だと思い、私もママ友の世界に飛び込んでみようと思います！！

 

明日の私、どうなることやら？

 

 

 

 

 

 

とりあえず義姉のアドバイスにしがたい、これ買った。

夕飯はカレーでも作っとこうかと思ってる。

先月買った、日本ワインの2016から2017への切り替わりを、まず一本づつ飲んでみる。まず、

宮本ヴィンヤード、シャルドネ２０１７．届いて2週間後。惣菜屋さんのアテと共に。

一日目。おお。甘い、が、バランスはいい、、、なので、ナパっぽい。
インターナショナルで構築性が大きいのは、去年初めて飲む機会を持った、城戸ワイナリーさんのシャルドネ１６と同じ感じだ。
現代の日本シャルドネの一般的な規範なのだろうか？
非常にボディは綺麗だ。やはりキスラーちっく。

(アマゴのエスカベッシェ)

だが、はやり、さすが！！！他方で酸が非常に力強い！これが救いになっている。

一時間。キた。いい感じだ。ビシッと、酸とバリックと、アロマが、キタ、という感じだ。
これこれ。
謎の変化。
この、酸の硬化は素晴らしい。さすが北海道。他の通リ手にはありえない涼しさだ。
ただ、いずれにせよ、旧世界ではなく、新世界を指向している醸造であることは明らかなのだろう。が、しかし。。。翌日。。。

(パテ及び生ハム)

 

二日目。

いい！これはいい。上質な酸味が旨く樽香を包んでバランスし、ミネラリーな味わいが口の中に広がる。
やはり本領が出るのは二日目以降か～。皆さん言ってるとおりね。。。
涼しい味わいでもある。
瞬間的にだが、、、ムルソー・ヴィラージュでよく感じる味わいを、、、感じた気がする。。。

 

まだ舞ってる。やはり届いて短日数だと、特にこういったノンフィルターはこうなるか。

 

２０１６の終わり、楠ワイナリーさんのピノノワール２０１６．

なんとこれが、記録のテキストがなくなっており、ちゃんと書けない。重量感があってボーヌちっくではあるが清涼感とは違うかな、、みたいな記憶だった気がする。

 

どちらも、残りの本数は熟成へ。

 

 　　★

 

身近でいい店なんだけど、カジュアルな店ではあるがオーダーストップは22時と早い。辛いとき元気をもらいたくて遅い時間に電話しても無駄で、、、遅くまでやってる最近できた店に、、、行ってしまう。。。

この日は早い時間委ちゃんと予約できたので、行けた。

アンティパストは、四国のホワイトアスパラの古典。

ウマ～。

 

この菜の花と蟹のパスタ旨かった～。

 

この日のボトルはエトナのビオ。

 

マグロ～。血合い大好き～。

 

島原無菌豚ですが、脂身全部取ってくれと言ってバルクの中央だけ食べる調理。

この日もイケメンシェフと美女フロアで心地よかった。

 

　　★

 

　　★

 

　　★

 

(以下は、あくまで私の個人的な人生の記述であって、人生での選択は人それぞれであって、決して他の方へ同意や共感や強制を要請するものではないことを事前に記載しておきます。また、暗く重く救いはないので、そういった表現を受け入れられない方はここでWINDOWを閉じてください)

 

池袋暴走の報道で「さん」「元院長」等の敬称付けが続いている事象にかんがみて、記述しておくことにした件。

 

以前何度か書いているが、私の父は僕が12歳5か月の時に大型車に轢かれて即死した。通夜にその、父を殺した男が、謝罪したいと両手を二人の男に拘束されて通夜の席にどたどたとあがってきて、その胡麻塩頭を畳に擦り付けて謝罪して、その瞬間、それまで沈黙していた母がわーっと号泣し始めた。感情が凍っていた12歳の私が感じたのは、親が大きな声を出すという事へびっくりしたということと、加害者は人生をこうして棒に振るのだ、ということだ。僕は完全に「解離」もしくは「離人」という精神状態にあった事がわかる。子供が衝撃を受けた際によくあるPTSDの症状である。

私は、社会人として免許はとったが、一生、車の運転はしないと決めていた。しかし30になるころ、通勤でどうにも不便となり、運転し始めたが、始めて半年ほどの時、物損が起き、しかしこれが同じ事象でトラックとの衝突だったら私は死んでいた。その週が運転し始めて最初の命日の週でもある事に気づき、すると、これは記念日反応(*)ではないかと衝撃を受け、本当に運転はダメだと思い、それ以降、不便かどうかより、運転しないことを最優先に人生を構築している。タクシー代金が多くなったり、行きたい場所に行けなくても。長崎にはたくさん美しい海があるが、ほとんど僕は見ることが出来ない。おいしい店は郊外に多いが行けてない。でもそれより優先すべきこと。

 

人生は、別れの歴史と、捨てる選択の連なりである。

 

今後も日本国内では、運転能力を欠損している者も運転できるので無意味に人は弾き殺され続けるだろう。銃が野放しで、例えば幼児の次男が小学生の姉を誤って撃ち殺す米国を、全くあざけることはできない。日本の自動車行政・司法・警察・報道は、それと同じである。力のあるものは守られ、ないものは打ち捨てられるだろう。こんなことは二度と起きてほしくないと国民皆が言い、何度も何度も国民皆で繰り返すだろう。

 

僕は、

しかし絶対に、加害者にはならない、

運転しないことによる多くの体験の機会を失ってもだ。

それが、

僕の最優先すること。

それが、

自分にとっての心の安寧とレクイエム。

 

＊：レイ・ブラッドベリは短編SFで、宇宙飛行士の夫が太陽に飲まれたことを知った妻が、それ以降、太陽の見えない雨の日にしか外出できなくなった、というエピソードを書いている。母親を40台の乳がんで失った娘は、後年、同じ年代で同じ病気にかかるという事例がしばしばあるという。春に連れ合いを亡くした者は、毎年春になるとどうにも原因不明の体調の悪さを感じることがあるという。こういうのを、死別学では、記念日反応という。