象徴 モノを言う新聞です。
さて、ミラノの続きですが、
ミラノと言えば
・ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)
・ダヴィンチの『最後の晩餐』
今回のミラノ旅行の日程は
この『最後の晩餐』に合わせて決めました。
レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』(撮影禁止なので、ウィキペディアより画像をお借りしました)
この『最後の晩餐』は
美術館の中に他の作品と一緒に
展示されているような絵ではなく
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の
食堂に描かれた壁画。
横9.1m、高さ4.2mの大きな絵で、
小さい教会にこの絵だけを見に行く
ものです。
世界中からこの絵を見に
多くの人がやってくるので
小さな教会に一気に入れない。
またセキュリティーも
万全にする必要がある。
恐らくそんな理由で、
教会への入場はかなり制限されていて、
時間単位で20人ほどのグループが作られ
そのグループでまとまって
教会の中に入って見る形になります。
(教会の中に入れるのは
そのひとグループのみ)
そのひとグループが教会の中で
『最後の晩餐』を係員の説明を受けながら
見るのは15〜20分ぐらい。
つまり、
事前にネットで予約して行くことが
必須ということ。
しかも私たちは週末旅行だったので
週末のチケットを取ることは
かなり難しく、
私たちは数ヶ月先でやっと予約が取れ、
その日に合わせて旅行をした、
と言うわけです。
——————————————
教会に到着すると
まずはすぐ近くにあるチケットセンターで
チケットを受け取り、
時間になったら
教会の横に建てられた建物から入ります。
入り口の建物。チケットセンターはこの建物の左にあります。右の赤煉瓦の建物が教会
建物の中で、
自分の予約した時間のグループで一つになり
まとめて説明を受け、いざ教会の中へ。
ここからは撮影禁止なので
写真は撮れませんでした。
———————————————-
絵は縦長の部屋の奥に描かれていて、
絵自体が床から2mほどの
高さの位置に描かれていること、
そして遠近法を使用して
立体的に描かれているので、
まるで部屋の延長線上に
舞台があって
そこで演劇が行われている様にも
感じられます。
turebi.geより画像拝借。実際の部屋の作りに合わせて、遠近法を使って奥行きを出しています
私はキリスト教徒ではないし
あまり聖書の話に精通していないので
偉そうに書けませんが、
この絵のストーリーは
ざっくり言うと
キリストが処刑される前夜、
弟子の十二使徒と夕食をとり、
そこで
「自分を裏切る者がこの中にいる」
と宣告した瞬間を描いたもの。
真ん中にいるのがキリスト。キリストの左、2番目にいるのが裏切り者のユダ
そのキリストの言葉に
真ん中にいるキリストを中心に
「え!? そんなばかな」と
左右にいる弟子たちが驚いている絵、
と言うわけです。
弟子たちのいいリアクションが
描かれている躍動感ある絵ですが、
さすが世界で最も有名な絵のひとつ、
この絵を巡ってさまざまな
ミステリーが作られてきました。
例えば、
最近で特に有名なのが
映画『ダヴィンチ・コード』での解釈。
以下ネタバレなので
映画を見ていない方でこれから見る方は
ご注意ください。
真ん中にいるイエスと、
その左隣にいる人物、
この二人の間に大きな空間があることに
気が付きます。
そして、この左の人物、
使徒ヨハネという”イエスが最も愛した弟子”
とされており、
実は”マグダラのマリア”(女性)ではないか、
とも言われていて、
映画の中では、実はイエスとこの人物は
結婚していて、
上の絵にある[Y字]と言うのは
“聖杯” を示しており、
これはマグダラのマリアは
イエスの子を身ごもっていたことを
示すサイン
という解釈。
(そこから映画はイエスの末裔についての話になっていく)
また、マグダラのマリアを
水平に右に動かすと、
イエスとぴったり寄り添う形になる、
という解釈も。
そして、個人的にこの絵を見て
思ったのが、
「使徒ヨハネ(マグダラのマリア?)って、
パリのルーヴル美術館の
“モナリザ” に似てない?」
というもの。
もちろん描いたのは
両方ともレオナルド・ダ・ヴィンチ。
そして、モナリザが飾られている
ルーヴル美術館には
聖杯(女性の象徴)を暗示する様な
逆ピラミッドがあります。
frenchmomentsblogから画像をお借りしました
と、いろいろ考えると
とても楽しいのですが、
この『最後の晩餐』に関しては
このような憶測が世の中に
たくさん溢れています。
※例えば、《絵の中の弟子たちの手と
ンの位置に音符を置くと40秒ほどの鎮魂歌になる》など
———————————————
そのようなミステリーはいいとして、
ガイドさんが言っていたのは、
イエスの手について。
見やすいので、このヨハネをずらした絵にマークを入れました、、、
右手は手のひらが下向き、
左手は手のひらが上向き。
これはイエスの
“与え”と”受け”を示したもの、
とのこと。
確か仏教も手の形で
そんなような意味を表すことが
あったような、、、
(詳しくは知りませんが)
そうゆうことは
微妙に違うことはあっても
世界共通なんですかねー
—————————————-
と、非常に短い時間しか見られない
『最後の晩餐』ですが、
いろいろ考えさせられました。
では長くなったので
今回はこの辺で!
もう象徴で失敗しない!!
皆さん、こんばんは!
今日は戦車です
戦車
アレフベート: ケス
今まさに若き英雄凱旋す
肩の三日月は古の
ウリムとトンミムを象徴し
その身に受ける支配星
闇に打ち勝つ星の天蓋
胸の塩は中央の柱
戦車の柵は強固な石
リンガムとヨニは陰陽を示し
羽は二つの力の統合を表す
彼は道を作るもの
しかし女司祭のトーラーを開くことは叶わない
なぜなら彼は現実を動かす力
二頭のスフィンクスの向かう先
不可知の意志の向かう場所
勝利を得んと止まることなく走り出す
私はフール君と歩み続けました。
でも私は相変わらず天使との一件が心に重くのしかかってて、気持ちは重いまま
フール君は歌を歌って相変わらず陽気に踊るように犬と戯れながら歩いています
やがてお城が見えてきて、城下町の門の前で人だかりが出来ていました。
「ねぇねぇ、そんな顔してないでさぁ
あそこいってみようよ!
お祭りやってるかもしれないよ
」
この子は無邪気でいいなぁ…
でも旅をして行くにつれて分別が付いてきて、頭も良くなってきてる気がする
「いいよ、行ってみよう
」
犬もフール君もその言葉を待ってましたと言わんばかりに走り出しました。
人だかりをかき分けて前に進むと、そこには戦車に乗った若い男性がいました。
戦車は石で出来ていてとても固そうです。
「うわぁ、カッコいい!
鎧って重くないの?
これ速いの?
僕も乗ってみたい!」
フール君は男性に矢継ぎ早にたたみかけます
そよ風に揺れる金髪、堂々とした佇まい、まるでギリシャ神話に出てくる英雄のようです。
周りにいる女性達は彼と目が合うと頬を赤らめてキャーキャー騒いでます
「お褒めいただき光栄です。
もしも戦士が戦場で鎧を重いと感じたら、それは死ぬ時です。
この二頭のスフィンクスが共に並ぶと風にも追いつける速さで駆け抜けます。
おや?
後ろにおられる御仁、なにか浮かれぬ顔をなさってますが、如何なされましたか?」
不意に声をかけられて私が慌てていると、
「何かお悩みでしたから力及ばずながら協力させていただきたい。」
と彼は言ってくれました。
私は怒りに負け、殺人(蛇は試す者、誘う者)の罪を犯しそうになったたこと、天使を刺してしまったこと、さらに蛇が恩人なのに殺そうとしてしまったことを話しました。
「それで貴公の心は曇っておられるのですか?」
「はい…
何だかよくわからなくなって。」
戦車の男は目に強い力を込めて言いました。
「簡単なことですよ。
次に蛇に会った時に心の底から謝罪すればよいではありませんか。
その蛇は死んだわけではないのですから。
それよりも貴公の迷いは外的なことではなく、貴公の心の問題ですよ。
その事にお気づきか?」
私は思わず、
「蛇に会えるかどうかなんかわからないじゃないですか
」
と言い返しました
「次に会えぬのなら同じ轍を踏まないようにすればそれが反省になります。
私には貴公が悩んでいるフリをしているようにしか思えません。
その場にそうして留まっていたいならそれも良いでしょう。
しかし貴公にはこの犬を連れた御仁と旅を続けたいと考えておいでなのであろう?
ならば迷いを抱きながらどこへ行くというのですか?
貴公はこの旅がどういうことなのか、知らないのではありますまい。」
悩んでるフリ?
そんなめんどくさい事をして何になると
私はちょっとムッとしました。
「貴公は自ら迷いの中に足を踏み入れているのです。
やってしまったことはもう後戻りできないのはよく知っておいでのはず。
ならばもうどうすべきかおわかりのことかと思います
存分に迷われるがよい。
迷った末に活路を見出すことは貴公を成長させる故。
然し、迷った分旅は遅れますし、このまま先に進むならこの旅は何の意味もなさないまま終わってしまうのですよ。
貴公はそれで良いとお考えか
」
それは困るなぁ…
フール君は私達が話している間、物珍しそうに戦車を見ています。
犬はスフィンクスに懐いて顔をペロペロと舐めている始末…
フール君もスフィンクスに「お手」とかしてるし
「ねぇねぇ、君は何て名前なの?
なんで車を引いてるのにお馬さんじゃないの
」
スフィンクスの黒い方はゆっくりとフール君の方を見ると、
「我らはスフィンクス。
先に進もうとする者に問うもの。
我らを御したる者は見事に我らが問いに正しい答えを示した。
それ故我らはかの者の足としてかの者の道を切り開くのだ。」
と言いました。
「スフィンクスって足速いのぉ
」
フール君はいつもの好奇心をくすぐられたのか目をキラキラさせています。
「我らは知恵の番人。
問いに答えられなかった者をどこまでも追いかけて食い殺さなければならないので我らに勝てる者はおりますまい。
知恵よ、何故このような旅をしているのか?」
今度はスフィンクスの白い方がいいました。
「お父さんが行ってこいっていうからだよぉ
」
相変わらず素直というか
スフィンクスって怖いんだよなぁ…
スフィンクスに対しても無邪気なフール君を見て思わずクスリと笑ってしまうと、若い男は言いました。
「そうです、微笑むことが出来るほんの僅かな余裕こそが活路を切り開くのです!
貴公の敵は貴公自身です。
貴公はどうすればそれに打ち勝つことが出来るかよく存じておられるはず。
鉄の心を自らのうちに見出されよ。
どのような者の内にも必ず潜んでいる鉄の心。
貴公も必ず持っておられる。」
鉄の心…
Heart of steel…
Born with the Heart of steel‼︎
またManowarかって言わないで
自分自身を打ち負かす方法、それは自分自身と向き合い、受け入れること。
これこそ愛の本質。
そうだ、後悔して立ち止まるくらいなら先に進もう。
恐れて立ち止まるくらいなら怖くても前に進もう。
何故?
止まっていても何も始まらないのだから
動かないのは死んでいると同じ。
私は生きているのだから!
「貴公の心の炎を感じますぞ!
そうです、止まっていても仕方がないのです
稀に立ち止まることもあるでしょう。
然し時は止まることなく流れ続けます。
時の流れに抵抗して止まるくらいならいっそ時の流れというものを追い越してやろうではありませんか
」
そうだ、迷って止まってるくらいなら進んで確かめに行けばいい
何か元気出た
「ありがとうございます
あなたのおかげで元気が出ました
ちゃんと感じるものを感じながら旅を続けます!」
私がそういうと、彼は微笑みました。
「生きとし生けるものは皆自分の人生において主人公で、それぞれが英雄なのです。
貴公は英雄たるべき条件というものをご存知か?」
私は少し考えて、
「苦難を乗り越えて勝利に到る、でしょうか?」
と答えました。
「もちろんそれもあります。
しかし、その他にもあるんです。」
彼はワンドを高くかざしました。
「英雄の条件とは、目に見えぬ何かに突き動かされて何かを成し遂げるもの。
何かを成し遂げるためには強い心が必要なのです。
私の戦車を見てください。
戦車を引くスフィンクスはとても力が強い。
その力はあまりに強く、普通の柵では壊れてしまいます。
なので強固な石で作られているのです。
この強固な石の柵こそ我が心。
そして英雄は、その偉業は一人でなされるものではなく、協力者があってこそ成されるものだということを誰よりもよく知っています。
貴公は自分の意図を超えたなにかに突き動かされた経験はお有りか?」
何かに突き動かさた経験…
そういえば昔「Heroes」という曲を含む4曲をバンドでやるためにデモを一人で徹夜でMTRと格闘して、
ボーカル入れしてできたとおもったら消えてしまって次の日も徹夜でや
きったときとか、
神戸の地震の時、30kmほど歩いてボランティアしてたときとか、
友人の卒論を三日で仕上げたときとか、
大雪の降る中、阿賀神社に行ったときとか、
数々の修行とか…
色々あったよなぁ
「まだ貴公は大事を成してはおられぬかもしれません。
然し、小事の積み重ねが大事に至りますし、いつ大事を成すための大いなる意志が貴公を動かすやもしれません。
その時に常に備えておくようにしておかねばなりませぬこと、くれぐれもお忘れにならぬように心に留めてください。」
よく考えたらこの旅だって何かに突き動かされているのでは?
仮にそうでなかったとしても、読んでくださってる皆さんやいつもコメントをくださる方々に力をもらっているではないか。
「達人」でもない私がパスワーキングのことを書くなんてことは大それたこと以外何でもないし、そもそもそんな大変なことできるわけがないことなのに。
戦車の男性はゆっくりとワンドを私の前に差し出し、
「さあ、岩笛を授かった者よ。
上なるは下なるが如し。
心を決めたなら旅立たれよ。
ここで留まっていても仕方ないでしょう。
この旅の先に何があるか、しかとその目で見届けられよ!」
と激励をくれました。
こんな石笛
こうして私達はここを離れ、再び歩き始めました。
この旅の終わりに何があるのか、それをみるために。
ありがとうございました!
象徴で格好よく!
皆さん、こんばんは!
今日は戦車です
戦車
アレフベート: ケス
今まさに若き英雄凱旋す
肩の三日月は古の
ウリムとトンミムを象徴し
その身に受ける支配星
闇に打ち勝つ星の天蓋
胸の塩は中央の柱
戦車の柵は強固な石
リンガムとヨニは陰陽を示し
羽は二つの力の統合を表す
彼は道を作るもの
しかし女司祭のトーラーを開くことは叶わない
なぜなら彼は現実を動かす力
二頭のスフィンクスの向かう先
不可知の意志の向かう場所
勝利を得んと止まることなく走り出す
私はフール君と歩み続けました。
でも私は相変わらず天使との一件が心に重くのしかかってて、気持ちは重いまま
フール君は歌を歌って相変わらず陽気に踊るように犬と戯れながら歩いています
やがてお城が見えてきて、城下町の門の前で人だかりが出来ていました。
「ねぇねぇ、そんな顔してないでさぁ
あそこいってみようよ!
お祭りやってるかもしれないよ
」
この子は無邪気でいいなぁ…
でも旅をして行くにつれて分別が付いてきて、頭も良くなってきてる気がする
「いいよ、行ってみよう
」
犬もフール君もその言葉を待ってましたと言わんばかりに走り出しました。
人だかりをかき分けて前に進むと、そこには戦車に乗った若い男性がいました。
戦車は石で出来ていてとても固そうです。
「うわぁ、カッコいい!
鎧って重くないの?
これ速いの?
僕も乗ってみたい!」
フール君は男性に矢継ぎ早にたたみかけます
そよ風に揺れる金髪、堂々とした佇まい、まるでギリシャ神話に出てくる英雄のようです。
周りにいる女性達は彼と目が合うと頬を赤らめてキャーキャー騒いでます
「お褒めいただき光栄です。
もしも戦士が戦場で鎧を重いと感じたら、それは死ぬ時です。
この二頭のスフィンクスが共に並ぶと風にも追いつける速さで駆け抜けます。
おや?
後ろにおられる御仁、なにか浮かれぬ顔をなさってますが、如何なされましたか?」
不意に声をかけられて私が慌てていると、
「何かお悩みでしたから力及ばずながら協力させていただきたい。」
と彼は言ってくれました。
私は怒りに負け、殺人(蛇は試す者、誘う者)の罪を犯しそうになったたこと、天使を刺してしまったこと、さらに蛇が恩人なのに殺そうとしてしまったことを話しました。
「それで貴公の心は曇っておられるのですか?」
「はい…
何だかよくわからなくなって。」
戦車の男は目に強い力を込めて言いました。
「簡単なことですよ。
次に蛇に会った時に心の底から謝罪すればよいではありませんか。
その蛇は死んだわけではないのですから。
それよりも貴公の迷いは外的なことではなく、貴公の心の問題ですよ。
その事にお気づきか?」
私は思わず、
「蛇に会えるかどうかなんかわからないじゃないですか
」
と言い返しました
「次に会えぬのなら同じ轍を踏まないようにすればそれが反省になります。
私には貴公が悩んでいるフリをしているようにしか思えません。
その場にそうして留まっていたいならそれも良いでしょう。
しかし貴公にはこの犬を連れた御仁と旅を続けたいと考えておいでなのであろう?
ならば迷いを抱きながらどこへ行くというのですか?
貴公はこの旅がどういうことなのか、知らないのではありますまい。」
悩んでるフリ?
そんなめんどくさい事をして何になると
私はちょっとムッとしました。
「貴公は自ら迷いの中に足を踏み入れているのです。
やってしまったことはもう後戻りできないのはよく知っておいでのはず。
ならばもうどうすべきかおわかりのことかと思います
存分に迷われるがよい。
迷った末に活路を見出すことは貴公を成長させる故。
然し、迷った分旅は遅れますし、このまま先に進むならこの旅は何の意味もなさないまま終わってしまうのですよ。
貴公はそれで良いとお考えか
」
それは困るなぁ…
フール君は私達が話している間、物珍しそうに戦車を見ています。
犬はスフィンクスに懐いて顔をペロペロと舐めている始末…
フール君もスフィンクスに「お手」とかしてるし
「ねぇねぇ、君は何て名前なの?
なんで車を引いてるのにお馬さんじゃないの
」
スフィンクスの黒い方はゆっくりとフール君の方を見ると、
「我らはスフィンクス。
先に進もうとする者に問うもの。
我らを御したる者は見事に我らが問いに正しい答えを示した。
それ故我らはかの者の足としてかの者の道を切り開くのだ。」
と言いました。
「スフィンクスって足速いのぉ
」
フール君はいつもの好奇心をくすぐられたのか目をキラキラさせています。
「我らは知恵の番人。
問いに答えられなかった者をどこまでも追いかけて食い殺さなければならないので我らに勝てる者はおりますまい。
知恵よ、何故このような旅をしているのか?」
今度はスフィンクスの白い方がいいました。
「お父さんが行ってこいっていうからだよぉ
」
相変わらず素直というか
スフィンクスって怖いんだよなぁ…
スフィンクスに対しても無邪気なフール君を見て思わずクスリと笑ってしまうと、若い男は言いました。
「そうです、微笑むことが出来るほんの僅かな余裕こそが活路を切り開くのです!
貴公の敵は貴公自身です。
貴公はどうすればそれに打ち勝つことが出来るかよく存じておられるはず。
鉄の心を自らのうちに見出されよ。
どのような者の内にも必ず潜んでいる鉄の心。
貴公も必ず持っておられる。」
鉄の心…
Heart of steel…
Born with the Heart of steel‼︎
またManowarかって言わないで
自分自身を打ち負かす方法、それは自分自身と向き合い、受け入れること。
これこそ愛の本質。
そうだ、後悔して立ち止まるくらいなら先に進もう。
恐れて立ち止まるくらいなら怖くても前に進もう。
何故?
止まっていても何も始まらないのだから
動かないのは死んでいると同じ。
私は生きているのだから!
「貴公の心の炎を感じますぞ!
そうです、止まっていても仕方がないのです
稀に立ち止まることもあるでしょう。
然し時は止まることなく流れ続けます。
時の流れに抵抗して止まるくらいならいっそ時の流れというものを追い越してやろうではありませんか
」
そうだ、迷って止まってるくらいなら進んで確かめに行けばいい
何か元気出た
「ありがとうございます
あなたのおかげで元気が出ました
ちゃんと感じるものを感じながら旅を続けます!」
私がそういうと、彼は微笑みました。
「生きとし生けるものは皆自分の人生において主人公で、それぞれが英雄なのです。
貴公は英雄たるべき条件というものをご存知か?」
私は少し考えて、
「苦難を乗り越えて勝利に到る、でしょうか?」
と答えました。
「もちろんそれもあります。
しかし、その他にもあるんです。」
彼はワンドを高くかざしました。
「英雄の条件とは、目に見えぬ何かに突き動かされて何かを成し遂げるもの。
何かを成し遂げるためには強い心が必要なのです。
私の戦車を見てください。
戦車を引くスフィンクスはとても力が強い。
その力はあまりに強く、普通の柵では壊れてしまいます。
なので強固な石で作られているのです。
この強固な石の柵こそ我が心。
そして英雄は、その偉業は一人でなされるものではなく、協力者があってこそ成されるものだということを誰よりもよく知っています。
貴公は自分の意図を超えたなにかに突き動かされた経験はお有りか?」
何かに突き動かさた経験…
そういえば昔「Heroes」という曲を含む4曲をバンドでやるためにデモを一人で徹夜でMTRと格闘して、
ボーカル入れしてできたとおもったら消えてしまって次の日も徹夜でや
きったときとか、
神戸の地震の時、30kmほど歩いてボランティアしてたときとか、
友人の卒論を三日で仕上げたときとか、
大雪の降る中、阿賀神社に行ったときとか、
数々の修行とか…
色々あったよなぁ
「まだ貴公は大事を成してはおられぬかもしれません。
然し、小事の積み重ねが大事に至りますし、いつ大事を成すための大いなる意志が貴公を動かすやもしれません。
その時に常に備えておくようにしておかねばなりませぬこと、くれぐれもお忘れにならぬように心に留めてください。」
よく考えたらこの旅だって何かに突き動かされているのでは?
仮にそうでなかったとしても、読んでくださってる皆さんやいつもコメントをくださる方々に力をもらっているではないか。
「達人」でもない私がパスワーキングのことを書くなんてことは大それたこと以外何でもないし、そもそもそんな大変なことできるわけがないことなのに。
戦車の男性はゆっくりとワンドを私の前に差し出し、
「さあ、岩笛を授かった者よ。
上なるは下なるが如し。
心を決めたなら旅立たれよ。
ここで留まっていても仕方ないでしょう。
この旅の先に何があるか、しかとその目で見届けられよ!」
と激励をくれました。
こんな石笛
こうして私達はここを離れ、再び歩き始めました。
この旅の終わりに何があるのか、それをみるために。
ありがとうございました!
象徴の行列のできるお勧め通販店舗、利用方法など必要な知識をやさしく解説します。
皆さん、こんばんは!
今日は戦車です
戦車
アレフベート: ケス
今まさに若き英雄凱旋す
肩の三日月は古の
ウリムとトンミムを象徴し
その身に受ける支配星
闇に打ち勝つ星の天蓋
胸の塩は中央の柱
戦車の柵は強固な石
リンガムとヨニは陰陽を示し
羽は二つの力の統合を表す
彼は道を作るもの
しかし女司祭のトーラーを開くことは叶わない
なぜなら彼は現実を動かす力
二頭のスフィンクスの向かう先
不可知の意志の向かう場所
勝利を得んと止まることなく走り出す
私はフール君と歩み続けました。
でも私は相変わらず天使との一件が心に重くのしかかってて、気持ちは重いまま
フール君は歌を歌って相変わらず陽気に踊るように犬と戯れながら歩いています
やがてお城が見えてきて、城下町の門の前で人だかりが出来ていました。
「ねぇねぇ、そんな顔してないでさぁ
あそこいってみようよ!
お祭りやってるかもしれないよ
」
この子は無邪気でいいなぁ…
でも旅をして行くにつれて分別が付いてきて、頭も良くなってきてる気がする
「いいよ、行ってみよう
」
犬もフール君もその言葉を待ってましたと言わんばかりに走り出しました。
人だかりをかき分けて前に進むと、そこには戦車に乗った若い男性がいました。
戦車は石で出来ていてとても固そうです。
「うわぁ、カッコいい!
鎧って重くないの?
これ速いの?
僕も乗ってみたい!」
フール君は男性に矢継ぎ早にたたみかけます
そよ風に揺れる金髪、堂々とした佇まい、まるでギリシャ神話に出てくる英雄のようです。
周りにいる女性達は彼と目が合うと頬を赤らめてキャーキャー騒いでます
「お褒めいただき光栄です。
もしも戦士が戦場で鎧を重いと感じたら、それは死ぬ時です。
この二頭のスフィンクスが共に並ぶと風にも追いつける速さで駆け抜けます。
おや?
後ろにおられる御仁、なにか浮かれぬ顔をなさってますが、如何なされましたか?」
不意に声をかけられて私が慌てていると、
「何かお悩みでしたから力及ばずながら協力させていただきたい。」
と彼は言ってくれました。
私は怒りに負け、殺人(蛇は試す者、誘う者)の罪を犯しそうになったたこと、天使を刺してしまったこと、さらに蛇が恩人なのに殺そうとしてしまったことを話しました。
「それで貴公の心は曇っておられるのですか?」
「はい…
何だかよくわからなくなって。」
戦車の男は目に強い力を込めて言いました。
「簡単なことですよ。
次に蛇に会った時に心の底から謝罪すればよいではありませんか。
その蛇は死んだわけではないのですから。
それよりも貴公の迷いは外的なことではなく、貴公の心の問題ですよ。
その事にお気づきか?」
私は思わず、
「蛇に会えるかどうかなんかわからないじゃないですか
」
と言い返しました
「次に会えぬのなら同じ轍を踏まないようにすればそれが反省になります。
私には貴公が悩んでいるフリをしているようにしか思えません。
その場にそうして留まっていたいならそれも良いでしょう。
しかし貴公にはこの犬を連れた御仁と旅を続けたいと考えておいでなのであろう?
ならば迷いを抱きながらどこへ行くというのですか?
貴公はこの旅がどういうことなのか、知らないのではありますまい。」
悩んでるフリ?
そんなめんどくさい事をして何になると
私はちょっとムッとしました。
「貴公は自ら迷いの中に足を踏み入れているのです。
やってしまったことはもう後戻りできないのはよく知っておいでのはず。
ならばもうどうすべきかおわかりのことかと思います
存分に迷われるがよい。
迷った末に活路を見出すことは貴公を成長させる故。
然し、迷った分旅は遅れますし、このまま先に進むならこの旅は何の意味もなさないまま終わってしまうのですよ。
貴公はそれで良いとお考えか
」
それは困るなぁ…
フール君は私達が話している間、物珍しそうに戦車を見ています。
犬はスフィンクスに懐いて顔をペロペロと舐めている始末…
フール君もスフィンクスに「お手」とかしてるし
「ねぇねぇ、君は何て名前なの?
なんで車を引いてるのにお馬さんじゃないの
」
スフィンクスの黒い方はゆっくりとフール君の方を見ると、
「我らはスフィンクス。
先に進もうとする者に問うもの。
我らを御したる者は見事に我らが問いに正しい答えを示した。
それ故我らはかの者の足としてかの者の道を切り開くのだ。」
と言いました。
「スフィンクスって足速いのぉ
」
フール君はいつもの好奇心をくすぐられたのか目をキラキラさせています。
「我らは知恵の番人。
問いに答えられなかった者をどこまでも追いかけて食い殺さなければならないので我らに勝てる者はおりますまい。
知恵よ、何故このような旅をしているのか?」
今度はスフィンクスの白い方がいいました。
「お父さんが行ってこいっていうからだよぉ
」
相変わらず素直というか
スフィンクスって怖いんだよなぁ…
スフィンクスに対しても無邪気なフール君を見て思わずクスリと笑ってしまうと、若い男は言いました。
「そうです、微笑むことが出来るほんの僅かな余裕こそが活路を切り開くのです!
貴公の敵は貴公自身です。
貴公はどうすればそれに打ち勝つことが出来るかよく存じておられるはず。
鉄の心を自らのうちに見出されよ。
どのような者の内にも必ず潜んでいる鉄の心。
貴公も必ず持っておられる。」
鉄の心…
Heart of steel…
Born with the Heart of steel‼︎
またManowarかって言わないで
自分自身を打ち負かす方法、それは自分自身と向き合い、受け入れること。
これこそ愛の本質。
そうだ、後悔して立ち止まるくらいなら先に進もう。
恐れて立ち止まるくらいなら怖くても前に進もう。
何故?
止まっていても何も始まらないのだから
動かないのは死んでいると同じ。
私は生きているのだから!
「貴公の心の炎を感じますぞ!
そうです、止まっていても仕方がないのです
稀に立ち止まることもあるでしょう。
然し時は止まることなく流れ続けます。
時の流れに抵抗して止まるくらいならいっそ時の流れというものを追い越してやろうではありませんか
」
そうだ、迷って止まってるくらいなら進んで確かめに行けばいい
何か元気出た
「ありがとうございます
あなたのおかげで元気が出ました
ちゃんと感じるものを感じながら旅を続けます!」
私がそういうと、彼は微笑みました。
「生きとし生けるものは皆自分の人生において主人公で、それぞれが英雄なのです。
貴公は英雄たるべき条件というものをご存知か?」
私は少し考えて、
「苦難を乗り越えて勝利に到る、でしょうか?」
と答えました。
「もちろんそれもあります。
しかし、その他にもあるんです。」
彼はワンドを高くかざしました。
「英雄の条件とは、目に見えぬ何かに突き動かされて何かを成し遂げるもの。
何かを成し遂げるためには強い心が必要なのです。
私の戦車を見てください。
戦車を引くスフィンクスはとても力が強い。
その力はあまりに強く、普通の柵では壊れてしまいます。
なので強固な石で作られているのです。
この強固な石の柵こそ我が心。
そして英雄は、その偉業は一人でなされるものではなく、協力者があってこそ成されるものだということを誰よりもよく知っています。
貴公は自分の意図を超えたなにかに突き動かされた経験はお有りか?」
何かに突き動かさた経験…
そういえば昔「Heroes」という曲を含む4曲をバンドでやるためにデモを一人で徹夜でMTRと格闘して、
ボーカル入れしてできたとおもったら消えてしまって次の日も徹夜でや
きったときとか、
神戸の地震の時、30kmほど歩いてボランティアしてたときとか、
友人の卒論を三日で仕上げたときとか、
大雪の降る中、阿賀神社に行ったときとか、
数々の修行とか…
色々あったよなぁ
「まだ貴公は大事を成してはおられぬかもしれません。
然し、小事の積み重ねが大事に至りますし、いつ大事を成すための大いなる意志が貴公を動かすやもしれません。
その時に常に備えておくようにしておかねばなりませぬこと、くれぐれもお忘れにならぬように心に留めてください。」
よく考えたらこの旅だって何かに突き動かされているのでは?
仮にそうでなかったとしても、読んでくださってる皆さんやいつもコメントをくださる方々に力をもらっているではないか。
「達人」でもない私がパスワーキングのことを書くなんてことは大それたこと以外何でもないし、そもそもそんな大変なことできるわけがないことなのに。
戦車の男性はゆっくりとワンドを私の前に差し出し、
「さあ、岩笛を授かった者よ。
上なるは下なるが如し。
心を決めたなら旅立たれよ。
ここで留まっていても仕方ないでしょう。
この旅の先に何があるか、しかとその目で見届けられよ!」
と激励をくれました。
こんな石笛
こうして私達はここを離れ、再び歩き始めました。
この旅の終わりに何があるのか、それをみるために。
ありがとうございました!
象徴人気アイテム通販
「兄・宇野昌磨」
密林で予約をしていたのですが、まさかこの日に限って大手書店に寄れる時間があり、書店での購入に至りました。
◆きょうだいが出しゃばること
その当人が好きなだけであって、(いくら素晴らしいサポートをされているとしても)血が繋がっているからとひとくくりにされても、その家族には興味ない、というのが自分スタイル。
有名人の家族がメディアに出てこないのは、謙虚の象徴であり、美徳。素晴らしい(鼻高々)…と思いきや。ご家族がTVで顔出しをし、わいわいしている他の芸人を見て、羨ましくなったことがある経験を思い出すと、結局ファンというものは「隣の芝生が青い」のですよ(笑)。
宇野兄弟の場合。TVの中で、ただただ「笑い」のみの消化とされる部分に不信感を持っていただけに、この本は想像以上に「愛」にあふれていました。こういう形ならば、ご家族がメディアに出てくれるのは喜ばしい。
◆写真
前日発売の「anan」もそうでしたが、宇野くんの表情が実に良い。
カメラを向けられると「変な笑顔になる(By本人談)」で、口角がにやりと上がっただけの、なんだか微妙な表情がデフォルトな彼にすれば、このカメラ目線の笑顔はどこぞのアイドルかと。ガチアイドルのジャニーズの皆さんに交じっても、問題ない(笑)
ロシア人6歳児に「僕と顔も似ている」と言われた子ですからね。
「北欧に負けていない、顔立ちの彫の深さ」+「子供が親しみを持ちやすい童顔」=素晴らしい顔面偏差値の高さ。
幼い頃はソックリなお二人ですけど、成長するにつれて、別々の顔立ちになったんだなという印象です(パーツ配置のバランスが似ているけれど、輪郭含めた個々のパーツそのものは似ていない)。
◆新たな一面
「宇野くんの意外な一面を知れた!」ということはありません。
少なくとも、(良い意味で)自分が勝手にあれこれ推察していた通りの人物でした。
意外だったのは、宇野兄弟の関係性。宇野くんが想像以上に、お兄ちゃん。主導権を完全に握り、インタビューでは彼が8割ぐらい喋っています(笑)。
ただ会話の内容や本文を読む限り、こうなっているのは、宇野くんがインタビューに慣れていることが大きい。加えて、自分が一体何を求めているのか(何がしたいのか)、どういう性格なのか、客観的にどういう状況なのか…普段からよく考えていて、それを言語化する能力がとても優れている。聡明な子だとは思っていましたが、自分の想定以上かも。
弟さんは「感覚派」ということですが、あまり深いことは考えていないタイプかな(ハンドルネーム「自由人」はまさにその通りと言える)。彼の「抜け」具合は、自分がやると決めたことに対して、ストイックすぎる兄がリラックスできるのにちょうど良い。
◆超低出生体重児
生まれた時、1000g以下の赤ちゃんのこと。
彼が幼い頃病弱だったことは、五輪直後の記事でちらりと目にしましたが、これはほとんど知られていない事実なのでは。
ちょうど1年前「自分の顔や身体で好きなところは?」のインタで、「身体が頑丈なところ」と答えた宇野くんですが、この事実を知ると「よくぞ、ここまで成長した」と涙を禁じ得ない。
彼の野菜嫌いは、「笑い」の鉄板ネタ。ただの好き嫌いかと思いきや、(ある種の)トラウマからきているのは知りませんでした。
とは言えども、それを悲劇化しないのが宇野クオリティ。弟さんの文体も非常に淡々として、彼の偏食は結局「ただの好き嫌い」に着地する、その冷淡さが逆に心地よい。
◆スケート
この本は、決して、お涙頂戴本ではありません。
余計な感情を抜いて、(いい意味で)平坦にとつとつと文が流れていく印象。
それだけに、かえって、宇野くんのスケートに関する部分は、胸にくるものがありました。どこかで目にしたのですが(海外の実況)、「彼は、明日死んでもいいぐらい(今日の演技が、最後でもいいぐらい)の演技をする」、命を燃やすみたいだ、と。
彼にとって、スケートは命そのもの。
「練習の鬼」の章は、まじまじとそれを感じさせられるくだり。
(しかし、彼にとって、この経験は反省すべきことで、繰り返すことは無さそうです)(安心)
2018世界選手権の演技を思い出します。
3回転倒して尚、観客まで「トゥーランドット」の世界に巻き込んでしまう…「諦めない心がすごい」「素晴らしい集中力」、勿論「3枠」のこともあっただろうけど、「だって命そのものだから」とされると、もはや何も言えません。得点をはるかに凌駕した演技でした。
今のところ、宇野くんを知るきっかけとなった五輪FSよりも、この世界選手権FSの方が、自分にとって圧倒的な心のウェイトを占めています。自分にとっての、「トゥーランドット」は世界選手権。
歌うのも上手でないし、楽器も演奏できない。ダンスも苦手。
陸上での身体能力もイマイチ。
でも、リンクの上では豹変。音を捉えて体で表現する能力、何よりも命を燃やすほどの集中力と情熱。
本当に、氷上の北島マヤ。
◆それにしても
振り付けは、ガチで樋口コーチとの共同作業なんですね。音楽を聞いて宇野くんが躍り、それを元にコーチが細かく作る感じでしょうか。
以前、樋口コーチが「振付の欄に昌磨の名前を入れてもいいくらい」と仰っていたことを考えると、確かに競技プログラムは樋口コーチの振付が一番。その内、自分で振付して、ちょこちょこ樋口コーチに手直ししてもらう、とかそんな感じになるんじゃないか(笑)
彼のほわほわな性格から、曲のバックヤードを知らないのは「知ろうともしない」からだと思っていましたが、確固たる意志だったんですね。敢えて、情報は入れない、と。
何かを表したり伝えたりするわけではなく、純粋に「音」を表現する、見どころの振付は「全部」…実は、全て一本の線で繋がっていたんですね。