dapumpは腹を切って詫びるべき

dapumpは存在しない

一昨年の冬、久しぶりにLalalandを見て、タップダンスを始めなければ！！と、翌日、近所のタップダンス教室に駆け込んだ。夫には事後報告。「また新しいこと始めたんだね、いつまで続くの?」と遠回しに言われても気にしない。私ももう、「頑張ってずっと続けるよ」とか言えなくなった。ただ、今これはどうしてもやりたいという強い強い衝動に駈られてる。たぶんやらないと病気になる、くらいの。

「体を動かしたい」「運動したい」とか、そういうんじゃなかった。

踊りたい！！！

育児から離れて、家事も子供も全部わすれて、頭を空っぽにできた。音楽に合わせて体を動かすことに、ただただ集中するその時間が楽しくてたまらなかった。背中に突然羽が生えて、空をも飛んでいる気分だった。本当にベタな表現だけど「生きてる」って感じた。育児をしてから5年ちかく、もちろん、子供の成長を目にして感動もいっぱいした。でも、腹の底から喜びが沸き上がるように「生きてる！」って感じたことは一度もなかったな。

二人組タップダンスユニット、にはまって毎日動画を見た。ダンスとタップを融合させたパフォーマンスが格好よくって、何度見ても飽きない。ドキドキする！メンバーのノンちゃんは、ぱっちり二重で美少女なのに、ボーイッシュな着こなし、しなやかでキレがあって、無駄な動きがない。女子高にいたら絶対トップでモテてるお姉さま。

タップダンス教室では、脚だけを忠実に動かす。毎日FANKABABYの動画を見てる私は、ついつい腕をふったり、手を上げてバランスをとってしまう。腕も動かした方が楽しいし気持ちいいし、かっこいいと思った。でも、先生には注意された。

それから、ハピソのダンス部でk-popも踊るようになった。体全部を使って表現できる楽しさに、どんどん魅了されていった。自然とタップダンスには行かなくなった。(タップダンスもできたら最高に楽しいと思うけど！)

体ひとつで踊るっていうのは、準備も何もいらない。どこでも練習できる。家で家事をしながらでも、子供を見ながらでもできる。いつでもどこでも、すぐに気持ちよくなれる。

「これを踊りたい」と思ったら練習するようになった。いつ、誰に見せるから、とか、みんなが知っている曲で踊ったほうがいいとか、そういうことは全部無視した。私が、踊って一番気持ちよくなれる曲。最高に魂が震えるやつ。

でも、それよりもっと上を行くのが、仲間と踊ること。同じ空間で同じリズムに体を乗せて、おんなじ気持ちよさを体感すること。その瞬間だけは、言葉なしでわかりあえるし、その経験があれば、わからなくても理解したくなる。最高に気持ちがいい♡

今年踊った曲

-twice

-星野源

-twice

(練習中)

来年は何曲踊れるかなあ?